【農業最前線】7月に農委会の会長就任 野々市市・伊藤正浩さん
2026年09月04日
「『適当』や『こんなもんでいいか』という妥協はあり得ない。苦労して育てた作物が豊作を迎え、完売した瞬間にやりがいを感じる」。そう語るのは、野々市市の認定農業者で、今年7月に同市の農業委員会会長に就任した伊藤正浩さん(59)だ。
4代続く農
「『適当』や『こんなもんでいいか』という妥協はあり得ない。苦労して育てた作物が豊作を迎え、完売した瞬間にやりがいを感じる」。そう語るのは、野々市市の認定農業者で、今年7月に同市の農業委員会会長に就任した伊藤正浩さん(59)だ。
4代続く農家の長男として生まれた伊藤さんが就農したのは、40歳を過ぎてから。それまで会社員として働いてきたが、自ら計画して実践し、管理販売ができる農業の魅力に惹かれるようになり、脱サラして家業を継いだ。
現在は市街化が進む同市で4.2㌶を耕作。水稲をはじめ、タマネギやアスパラガス、スナップエンドウ、ネギなど多くの野菜を生産し、地元の直売所などで販売している。
「市民へ安全・安心で新鮮な農産物を提供し続けたい」と意気込む伊藤さん。農委会の会長としては、「市街地における貴重な農地の維持や新規就農者の確保に取り組み、市民の皆さんに農業への関心、理解を深めていただくことが理想」と思いを語る。
収穫した野菜を使った妻の料理が、食卓に並ぶことが楽しみだとも話す伊藤さん。今日も農家として、農業委員として地域農業の活性化のために汗を流している。
(野々市市農業委員会・塚崎智裕情報員)









