【寄稿】中山間地は水害見据えた圃場整備を 魚沼市農業委員・小岩孝徳さん
2026年10月16日
魚沼市で8月8日、1時間に100㍉を超える記録的な豪雨が発生した。中山間地の豪雨災害で発生が多いのは「畔の崩落」で、田んぼが豪雨の水圧に耐えられなくなり畦畔ごと土砂崩れになるケースがある。
平場の畦畔と違い中山間地では、崩れた後の復旧に多
魚沼市で8月8日、1時間に100㍉を超える記録的な豪雨が発生した。中山間地の豪雨災害で発生が多いのは「畔の崩落」で、田んぼが豪雨の水圧に耐えられなくなり畦畔ごと土砂崩れになるケースがある。
平場の畦畔と違い中山間地では、崩れた後の復旧に多大な時間と費用がかかる。災害が発生してから数カ月間手付かずのところもあり、被害が大きいところでは翌年の復旧開始になる見込みだ。
中山間地の圃場は30年以上も前に整備したところも多く、畔が痩せて低く脆くなっている。当時の圃場整備は、現在のように表土を剥いで成形してからならすという工程ではなく、表面をそのままブルドーザーで平らにすることもあった。その結果、下層に表土だった黒ボクの層が埋まり、畦畔の強度を下げる原因となる。
中山間地の圃場整備を進めるにあたっては、崩れにくい土で畦畔を成形したり、谷側の畔を農道にして大きくしたりする工夫が必要となってくる。









