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耕作放棄地再生しスパイス生産 調味料選手権で栄冠・諫早市の企業、農業に参入

2026年04月24日
     
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 昨年10月に大阪府で開催された「第16回調味料選手権2025」で「しげるの八番」がスパイス部門の最優秀賞を受賞した。

 しげるの八番を開発したのは、諫早市飯盛町で建設業と産廃業などを営む㈱飯盛グリーン開発(植松将志(うえまつまさし)代表取締

 昨年10月に大阪府で開催された「第16回調味料選手権2025」で「しげるの八番」がスパイス部門の最優秀賞を受賞した。

 しげるの八番を開発したのは、諫早市飯盛町で建設業と産廃業などを営む㈱飯盛グリーン開発(植松将志(うえまつまさし)代表取締役)だ。「地元を愛し、地元に愛される企業」を企業理念に掲げ、農業や不動産、飲食業などにも多角的に事業展開している。

 原料のトウガラシやニンニクなどは、同社の農業部門「エナジーファーム」が耕作放棄地を再生した農地で生産したもの。植松社長は「もともと農業部門はなかったが、自社の廃木材をリサイクルして製造した堆肥の需要先がなく、大量に余っていた。そこで耕作放棄地問題に着目し、自社製堆肥を活用して農地を再生し、農業に取り組むことを考えたのがきっかけ」と語る。

 農業部門を担当する藤田茂(ふじたしげる)さん(46)=写真=は「農業経験がない中での挑戦だったが、今では関係機関のアドバイスを受けながら、米やトウモロコシ、サツマイモなど多品目を栽培している」と話す。

 植松社長は「今後は農業法人の設立も視野に入れ、諫早湾干拓地でスパイス生産を拡大したい。また、耕作放棄地の解消にも取り組んでいく。多角化の強みを生かして、企業理念に基づいた事業拡大と地域貢献をさらに進めていきたい」と意気込みを語った。

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