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金砂郷ピクルスが大人気 酸味を抑えたまろやかな味 常陸太田市・まるいちフーズ

2026年05月22日
     
左からとも子さん、勝行さん、一司さん
ピクルスの5種セット
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 常陸太田市で米やソバを栽培する「まるいちフーズ」が手がける「金砂郷(かなさごう)ピクルス」が、お土産やふるさと納税の返礼品として人気を集めている。商品名の「金砂郷」は、市町村の合併で地図から消えた旧町名。代表の川又勝行さん(86)と家族で

 常陸太田市で米やソバを栽培する「まるいちフーズ」が手がける「金砂郷(かなさごう)ピクルス」が、お土産やふるさと納税の返礼品として人気を集めている。商品名の「金砂郷」は、市町村の合併で地図から消えた旧町名。代表の川又勝行さん(86)と家族で、地名と地域農産物の魅力を伝え続けている。

 ピクルスの味を生み出したのは、妻のとも子さん(80)。試行錯誤を重ねたピクルス液は、酸味を抑えたまろやかな仕上がりで、そのまま飲めるお酢としても好評だ。とも子さんは「地域のおいしい農産物を、加工品として多くの人に届けたい」との思いから、使う食材は県産にこだわる。なかでも、自家栽培の「娘きた」「青御前」といった同市の在来豆は、地元で何世代にもわたり作り継がれてきた希少な品種だ。

 以前は大手菓子メーカーからシソの塩漬け加工を請け負っており、そこで培った技術をもとに、2016年にピクルスの製造・販売を始めた。23年には常温保存できる瓶詰として本格的に商品化した。

 加工や販売を支えるのは、会社員として働きながら休日に農業を手伝う長男の一司(かつじ)さん(56)と、次女の菜穂子さん(53)だ。SNSによる情報発信も一司さんが担う。「母の味を多くの人に伝えたい」と、東京のマルシェへの出店など販路を広げている。   

 ピクルスは道の駅「ひたちおおた」「さとみ」や同市の朝市、ネットショップで販売中。

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