農家へ貢献でポイント獲得、米と交換 西会津町・石高プロジェクト
2026年06月26日



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西会津町は、江戸時代の石高制を現代版として再解釈し、米づくりを中心に地域と都市をつなぐ新しい地域活性化の取り組み「石高プロジェクト」に取り組んでいる。
同町では、人口減少や高齢化に加え、米価の下落や担い手不足など、農業を取り巻く課題が深刻
西会津町は、江戸時代の石高制を現代版として再解釈し、米づくりを中心に地域と都市をつなぐ新しい地域活性化の取り組み「石高プロジェクト」に取り組んでいる。
同町では、人口減少や高齢化に加え、米価の下落や担い手不足など、農業を取り巻く課題が深刻化している。そこで町は、デジタル技術に特化している㈱Questry(東京都渋谷区)を戦略的パートナーとして採択し、Web3やブロックチェーンといったデジタル技術を活用し、「農家をみんなで支える仕組み」を構築した。
参加者は専用アプリを通じて、米を事前購入したり、農作業の手伝いや情報発信などで農家に貢献したりすることで、「石高」と呼ばれるポイントを受け取る。その貢献度に応じて、収穫後に米と交換できる仕組み。貢献が積み上がると、百姓から大名までステータスがランクアップするなど遊び心もある。
特徴的なのは、生産者と消費者が〝仲間〟としてつながる点にある。不作や豊作などの情報を共有し、収穫量に応じて受け取れる米の量が変動するなど、リスクから農業そのものを支えるコミュニティーを形成している。農家にとっては安定した収入につながり、参加者にとっても「自分が関わった米を食べる」という特別な体験になる。
担当の鈴木航介さんは「石高プロジェクトの世界観を保ちつつ、コメ農家と消費者が持続的な関係を維持できるモデルをめざしたい」と話す。








