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隠岐の水田を未来に継ぐ 海士町・前田陽汰さん

2026年04月24日
     
前田さん(左)と乙川さん
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 人口減少社会で、すべての水田を維持し続けることは難しい。この課題に正面から向き合ったのが、隠岐島前高校を卒業し、大学在学中に「㈱むじょう」を設立、一昨年海士町に移住した前田陽汰さん(25)だ。

 高校在学中から地域の農家と交流する中で、前田

 人口減少社会で、すべての水田を維持し続けることは難しい。この課題に正面から向き合ったのが、隠岐島前高校を卒業し、大学在学中に「㈱むじょう」を設立、一昨年海士町に移住した前田陽汰さん(25)だ。

 高校在学中から地域の農家と交流する中で、前田さんが目の当たりにしたのは高齢化が進む農業現場。このままでは田んぼを続けられなくなるという切実な声を聞き、持続可能な農業モデルを支える新たな取り組みとして、昨年、米の定期便「()(まい)」を始めた。海士町の強みは全国に広がる「関係人口」、そこに向けて直接届ける仕組みをつくることで販路と需要の把握ができ、農家が水田と向き合える環境整備をめざす。

 そして本年度、大人の島留学制度で移住した乙川翔太郎さん(25)と新たに「TSUGUTA(ツグタ)」を立ち上げた。関係人口に生活の中で米づくりに関わってもらうのが目的だ。水田の総量は減ったとしても、米づくりに関わる人口は増やしたい。人の縁を大事に海士町らしい農のかたちを発信している。

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