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【信州の風㉜】美勢商事㈱代表取締役社長・小松直さん

2026年07月24日
     
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小松 直さん

〈プロフィル〉

こまつ・なおし、塩尻市出身。大学在学中から中華レストラン、青果物流通の現場で勉強し、美勢商事に。同社は1976年創業で、4代目。FSSCなど国際規格である食品安全システム認証を取得するなど、売り上げも伸ばしている

小松 直さん

〈プロフィル〉

こまつ・なおし、塩尻市出身。大学在学中から中華レストラン、青果物流通の現場で勉強し、美勢商事に。同社は1976年創業で、4代目。FSSCなど国際規格である食品安全システム認証を取得するなど、売り上げも伸ばしている。趣味は釣り。海や川に出て、自然環境の変化を感じる機会でもある。


はたけの発電所「そらいろ」でニラ栽培

生活クラブと商品開発し豊かな食生活に貢献


―はたけの発電所「そらいろ」は、営農型太陽光発電所。農地の上部3・5㍍に可動式の太陽光パネルを設置し、ギョウザ用のニラと電力を同時につくるソーラーシェアリングのシステムを採用。パネルは農作業中の日よけにもなる。


 ―今回の取り組みは、当社と30年来の付き合いがある生活クラブ(生活クラブ事業連合生活協同組合連合会)との、「食べ物、エネルギー、福祉」の自給をめざす運動の一環。組合員がニラの生産に参加するなど、生産から消費まで、ローカルSDGsの実現を目標としており、このような取り組みは県内でも珍しい。


 ―生活クラブとは、冷凍餃子(ギョーザ)をはじめ、冷凍点心などを共同開発しており、添加物不使用や国産原料にこだわるなど厳選した材料のみを使用。厳しい基準のもとに安全な食を届けている。


 ―「健康に役立ち安全で豊かな食生活に貢献しよう」が社是。食やエネルギーの安定は、命のインフラ。今後も国産原料の安定供給のために生産者のネットワークを強化する。農業の人出不足には自動化農機などを導入して省力化を進めたい。


 ―世界的な水準に比しても、日本の農産物の質は極めて高いが安すぎる。農業の未来のためには、生産者と消費者が互いの状況を思いやる活動が必要だと思う。

 (取材・文=フードジャーナリスト 浜このみ)

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