Home

地方版

九州・沖縄

鹿児島

女性の視点活かし活動 錦江町・毛下利美さん

2026年06月26日
     
「皆で集い、活動を継続していくことが大切」と話す毛下さん
No items found.

 2014年に錦江町初の女性農業委員に就任した毛下利美さん(73)は、「女性や担い手農家の声を聞いて役に立ちたいと思った」と、当時を振り返る。

 担当地区の農家を訪ね、経営や農地利用について親身になって話を聞きながら、遊休農地の解消や農業者年

 2014年に錦江町初の女性農業委員に就任した毛下利美さん(73)は、「女性や担い手農家の声を聞いて役に立ちたいと思った」と、当時を振り返る。

 担当地区の農家を訪ね、経営や農地利用について親身になって話を聞きながら、遊休農地の解消や農業者年金の普及に尽力。女性ならではの視点を生かした活動を続けてきた。「体調はいかがですか」「今年の作柄はいかがですか」と農業者一人一人を気遣う姿は地域住民にも親しまれ、信頼を集めている。

 毛下さんはJAきもつき田代支部の女性部長を務めるほか、地元女性たちで立ち上げた農産加工グループ「でんしろううんめもんの会」の会員としても03年から活動。けせん団子や竹皮弁当づくりを通じて、子どもたちや県内外の人々に郷土の食文化を伝えるほか、食育や地産地消の推進にも取り組んでいる。

 農業委員は7月でひと区切りを迎える毛下さん。「農地は地域の宝。守るべき農地をしっかり守り、次の世代に引き継いでほしい」と願う。一方で、「これからも食育などの推進活動を通じて、麦味噌(みそ)づくりなど地域の食文化を次の世代に伝えていきたい」と笑顔で話した。

(錦江町農業委員会)

有料会員に登録すると会員限定の有料記事もお読みいただけます