自然の厳しさと恵みを実感 遊休農地に関心持ち農業委員へ 屋久島町・中越博子さん
2026年09月18日
7月に屋久島町農業委員に就任した中越博子さん(46)は、大阪府出身で2016年に同町へ移住した。移住前は東京で博物館に展示される縄文土器や埴輪、古銭など文化財の修復に携わっていた。
「一度、屋久島に行ってみたい」と訪れた際、偶然出会った人
7月に屋久島町農業委員に就任した中越博子さん(46)は、大阪府出身で2016年に同町へ移住した。移住前は東京で博物館に展示される縄文土器や埴輪、古銭など文化財の修復に携わっていた。
「一度、屋久島に行ってみたい」と訪れた際、偶然出会った人から「空き家があるから住めば」と声を掛けられたことが移住のきっかけという。当時、農業をするとは想像もしていなかったが、パートナーとの出会いを機に農業を始めた。
現在、タンカン、ポンカン、パッションフルーツ、島らっきょうなどを約1.7㌶で栽培。今年6月、宮之浦地区にオープンした直売所「農家のお店」では、自家栽培の果物や加工品を販売している。
中越さんは「台風や鳥獣害など、人の手でコントロールできない自然に振り回されることが大変」と話す一方、「おかげで自然の恵みに感謝する心が育ちました」と笑顔で語る。
約10年間の農業経験を通じて遊休農地に関心を持ったことが、農業委員を志すきっかけになったと中越さん。「永田集落の住民から農地のことを気軽に相談できる人になりたい」と意欲を燃やす。
(屋久島町農業委員会)









