カーネーションひと筋 栽培技術磨き作業を効率化 那珂川町・阿久津功さん
2026年04月17日


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阿久津功さん(74)は、那珂川町で20歳から半世紀以上にわたってカーネーション栽培を続けてきたベテラン園芸農家だ。
現在は、妻のミサ子さん(72)と2人で作業に当たっている。日頃から丁寧な花づくりを心がけ、国内最大規模の花の展覧
阿久津功さん(74)は、那珂川町で20歳から半世紀以上にわたってカーネーション栽培を続けてきたベテラン園芸農家だ。
現在は、妻のミサ子さん(72)と2人で作業に当たっている。日頃から丁寧な花づくりを心がけ、国内最大規模の花の展覧会「関東東海花の展覧会」では、銀賞を受賞した実績を持つ。
また効率性も追求し、最盛期には1日に1万3千本以上を出荷した。
阿久津さんの経営の基盤を作ったのは高等園芸研修所での研修だ。同研修所で耕作の技術に加え、農機具の整備などの技術を学んだ。その経験を活かし、成長に応じて可動する栽培用ワイヤー棚や出荷作業用の傾斜台などを自作し、作業を効率化してきた。
しかし、東日本大震災や新型コロナウイルス禍では買い手がつかず、栽培をやめようと悩んだ時期もあった。「いいものを作っているから、やめないでほしい」との言葉に励まされ、歩みを止めなかった。阿久津さんは「何が正解かは分からないけれど、続けてきて良かった」と歩んできた道を静かに振り返った。
(那珂川町・小山田真梨子情報員)








