餃子用キャベツを自主栽培 飲食業と農業を連携 齊藤靖さん

2026年08月28日
     
㈱創造企画代表取締役 齊藤靖さん
同社が販売する「手づくりぎょうざ」
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 北斗市(ほくとし)の人気ラーメン店「らーめん初代 (やしろ)」を運営する㈱創造企画の代表取締役、齊藤靖さん(50)は、農地所有適格法人を通じたアグリビジネスを展開している。同社が販売する「手づくりぎょうざ」、その主原料となるキャベツは自

 北斗市(ほくとし)の人気ラーメン店「らーめん初代 (やしろ)」を運営する㈱創造企画の代表取締役、齊藤靖さん(50)は、農地所有適格法人を通じたアグリビジネスを展開している。同社が販売する「手づくりぎょうざ」、その主原料となるキャベツは自身が代表を務める「太陽建設㈱」(北斗市)が市内の農地で栽培したものだ。


 2006年にラーメン店を開業、16年から冷凍餃子(ぎょうざ)の製造販売を始めた。「市場で手に入るやわらかいキャベツは、冷凍加工や加熱する餃子に不向き」と感じ、自社栽培を決意したという。

20年に既存の法人である太陽建設を引き継ぐ形で農業参入を果たし、現在は、餃子に適した寒玉系の品種「おきなSP(スペシャル)」などを3.8㌶に作付けし、その全量を餃子の材料としている。


 収穫したキャベツは粗く刻んで適度に水分を抜き、スタッフが一つずつ手で包むことでシャキシャキとした食感を最大限に引き出す。(あん)に使用する他の食材も厳選した北海道産。豚肉は近隣の森町(もりまち)産のブランド豚「ひこま豚」を、ニラも近隣の知内町(しりうちちょう)産を使う。


 ラーメン店での販売のほか、通信販売・卸販売を通して全国に出荷される餃子は、発売開始から10年()った今、月15万個以上を売り上げる看板商品に成長した。


 太陽建設ではコメの生産にも取り組んでいる。水田の面積は11.8㌶。大半をJAに出荷する一方で、ラーメン店でライスとして提供するほか、来店者や地域の飲食店向けに直接販売している。


 飲食業と農業を連携させる齊藤さんは「手間がかかっても、お客さんに喜んでもらえて、それが一番の励みになっている」と手応えを語る。


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