2022

【地域特産物で農業振興】日光市・佐藤修一さん 秋そば

2026年09月18日
     
そば畑を守り続ける佐藤さん
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 8月下旬、日光市岩崎では、鮮やかな緑の絨(じゅう) 毯(たん)が畑一面に広がる。草丈30㌢ほどに育った艶やかな秋そばの葉は、風が吹くたび心地よい音を立てている。 


 この畑を長年守り続けているのは、日光市農業委員の佐(さ)藤(とう) 修一

 8月下旬、日光市岩崎では、鮮やかな緑の絨(じゅう) 毯(たん)が畑一面に広がる。草丈30㌢ほどに育った艶やかな秋そばの葉は、風が吹くたび心地よい音を立てている。 


 この畑を長年守り続けているのは、日光市農業委員の佐(さ)藤(とう) 修一(しゅういち)さん(76)だ。佐藤さんが秋そば栽培に取り組むようになったきっかけは、遊休農地の解消だった。「このまま地元の農地が荒れていくのを見過ごすことはできない」――そんな気持ちが、そば栽培への第一歩だったという。


 2007年には、地域の仲間とともに岩崎そば生産組合を結成。以来、組合員を中心に栽培面積の拡大を図ってきた。今では、荒れていた農地も見渡す限りの緑豊かなそば畑へと生まれ変わっている。


 秋そばの播種の時期は、8月中旬。しかし今年は雨の日が続き、作業はなかなか思うように進まなかったという。天候に大きく左右される点がそば栽培の難しさであり、長年の悩みの種でもある。それでも佐藤さんは、今年も変わらず一つ一つの作業を丁寧に進めてきた。これからも地域一丸となって、大切に育ててきたそば畑を守り続けていくことが、佐藤さんの願いだ。


 秋の気配が感じられる頃には、この一帯に白い花が咲き誇り、日光の風景に彩りを添える。その先に待っているのが、香り豊かな一杯の新そばだ。


 11月21日(土)~22日(日)の2日間、日光だいや川公園で、「日光だいや川公園新そばまつり」が開催される。市内各地で丹精込めて育てられたそば粉を使った新そばを気軽に楽しめるイベントだ。ぜひ会場で、日光の美しい景色と名水で育まれた秋の味覚を味わってみてほしい。


 (日光市・加藤典子情報員)

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