【わがマチの推進委員】西海市推進委員 ・フィッシャー・バーノンさん(66)

2026年08月28日
     
ミミズ飼育容器や炭入り雑草堆肥を背に、自作した炭焼き機を手にするフィッシャーさん
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 今年7月に農地利用最適化推進委員に就任したフィッシャー・バーノンさん(66)は、アメリカ合衆国オレゴン州出身。2013年に日本の永住権を取得し、22年8月、西海市大島町に移住した。


 牧場で生まれ育ったフィッシャーさんは現在、大島で遊休農地

 今年7月に農地利用最適化推進委員に就任したフィッシャー・バーノンさん(66)は、アメリカ合衆国オレゴン州出身。2013年に日本の永住権を取得し、22年8月、西海市大島町に移住した。


 牧場で生まれ育ったフィッシャーさんは現在、大島で遊休農地や耕作放棄地に茂る雑草を活用し、米ぬかや炭を加えた堆肥作りに取り組む一方で、約70㌃の農地でジャガイモなどの露地野菜を栽培している。また、高齢化により管理困難となった遊休農地も引き受けている。


 フィッシャーさんは熱心に研究を重ねる中、土壌改良の要となるのはバイオ炭だと考えている。多孔質構造を持つバイオ炭は微生物の住みかとなり、土壌の微生物相、団粒構造、保水性、通気性、保肥力などの改善につながり、陽イオン交換容量(CEC)の向上も期待されるという。もみ殻や剪定枝、伐採木、竹などの地域資源から作ることができる。


 日本の食料生産が、外国由来の肥料やエネルギーに依存している現状にも問題意識を持つ。幼い頃から家畜の世話に親しんできたフィッシャーさん。6年前から生ごみで育ててきたミミズのふんを利用した堆肥や地域の雑草、バイオ炭を活用し、今後さらに規模を広げるとともに、管内農地の最適化活動に尽力したいと考えている。

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