【現場で使える!研究成果】トビイロウンカ防除に 薬剤側条施用で省力化
2026年06月26日



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経営規模の大きい担い手を中心に、水稲の高密度播種苗移植栽培の普及が進んでいる。本技術は育苗箱1箱当たりの播種量を通常の約2倍に増やすことで、育苗スペースや資材コストの削減が可能となり、移植時に苗を小さくかき取ることで、必要な苗箱数を従来の
経営規模の大きい担い手を中心に、水稲の高密度播種苗移植栽培の普及が進んでいる。本技術は育苗箱1箱当たりの播種量を通常の約2倍に増やすことで、育苗スペースや資材コストの削減が可能となり、移植時に苗を小さくかき取ることで、必要な苗箱数を従来の半数程度まで減らすことができる。
近年は高密度に播種する場合の使用量が設定され、1箱当たり50㌘以上使用することができる薬剤もあり、さらに薬剤を側条施用することで、移植前の育苗箱への処理を省略できる。
そこで、トビイロウンカの飛来回数および発生量が特に多くなりやすい5月下旬移植の水稲「なつほのか」を対象に、高密度播種苗移植栽培における薬剤側条施用の防除効果を検討した。
その結果、なつほのかの高密度播種苗移植栽培において、薬剤を10㌃当たり1㌔側条施用した場合のトビイロウンカに対する防除効果は、慣行苗における箱処理(1箱当たり50㌘)と同等の高い効果が確認された=グラフ。また、本栽培法は省力化および低コスト化が可能であり=表、薬剤の側条施用を組み合わせることで、防除効果を維持しつつ、さらに省力化を図ることができる。
※側条施用する場合は、薬剤の使用方法で認められているものを使用すること。
(県農林技術開発センター 農産園芸研究部門 林万智子)








