Home

地方版

北信越

長野

【信州の風㉞】朝日村・青柳勇樹さん、由香さん夫妻 

2026年05月22日
     
No items found.

ひばり家オーナー レタス・ケール農家 朝日村

青柳勇樹さん、由香さん夫妻

〈プロフィル〉あおやぎ・ゆうき、ゆか ひばり家のオープンは昨年4月で、1周年を迎えた。夫の勇樹さんは東筑摩郡朝日村出身、3代続くレタス農家。由香さんは松本市奈川出身

ひばり家オーナー レタス・ケール農家 朝日村

青柳勇樹さん、由香さん夫妻

〈プロフィル〉あおやぎ・ゆうき、ゆか ひばり家のオープンは昨年4月で、1周年を迎えた。夫の勇樹さんは東筑摩郡朝日村出身、3代続くレタス農家。由香さんは松本市奈川出身。結婚前は一人で花の栽培を手掛けていた。コーヒーの師匠は朝日村の焙煎師「Samson Coffee Beans」。勇樹さんは、自らのスポーツ経験を生かし、子どもを対象にしたスポーツクラブも運営。

 ―手作りの旬の野菜を食べたり、購入したり、花もその時期のものを栽培し販売・アレンジまでする。そんな地域密着型のスペースを作りたいと考え、行きついたのは、それらが全部できる農業用ビニールハウスを使ってのカフェ。本来農家なんだし、結果的にはいいこと思いついたという気持ち。カフェの名前はレタス畑によくくる、ひばりを思い出し「ひばり家」。今のところ旬の野菜のサンドイッチと本格コーヒーがメインだが、今後さらにおいしい野菜をたくさん食べてもらうためのメニューを開発中。

 ―何でも手作りがモットー。1袋で野菜サラダが作れる野菜ミックスのようなものを作ろうと、いろいろな変わった野菜を作ってみたが、その中で一番おいしかったのが、生食のケール。ケールは栄養満点で冬に一番おいしい野菜。なので、秋から4月上旬までの栽培にする。

 ―野菜は何でも1年中作ろうと思えば作れるが、朝日村でのレタスの旬は4月下旬から5月いっぱい。それを無理して夏も作ろうとすると、レタスに相当負荷がかかって、結局は消毒をすることになる。春先ならあまり手をかけなくてもちゃんとレタスは育つ。多分、本当の意味での旬ってそういうことだと思う。なので、今年からは、旬の時期にしかレタスを作らないことにした。大きな決断だ。さて、今夏は何を作ったら、一番面白くてみんなに喜ばれるか? 今試案中だ。

(取材・文=フードジャーナリスト・浜このみ)

有料会員に登録すると会員限定の有料記事もお読みいただけます