三鷹産ギンナン、生産に磨き 大粒化で価値高める 山本さん
2026年10月16日
大粒で透き通るような翡翠色が特長のギンナンの販売が9月下旬、三鷹市の山本果樹園で始まった。同園では、市場出荷と直売、ふるさと納税返礼品としてギンナンを販売する。
主な品種は、モチモチとした食感が魅力の「嶺南」。水
大粒で透き通るような翡翠色が特長のギンナンの販売が9月下旬、三鷹市の山本果樹園で始まった。同園では、市場出荷と直売、ふるさと納税返礼品としてギンナンを販売する。
主な品種は、モチモチとした食感が魅力の「嶺南」。水分量が多く貯蔵性は低いものの食味が良く、焼き鳥屋など飲食店からの引き合いも強い。
代表の山本達也さん(53)は、大粒化に力を入れており、昨年、大胆な剪定で樹形を変えた。市場で高単価がつきやすい3Lサイズの割合を増やすことがねらいだ。
冬と夏に行う年2回の剪定や、収穫後に外種皮をはがし、天日干しや選別を行う作業など、ギンナン生産にかかる手間は多く、市内の生産量は減少傾向にある。
「直売と市場出荷の2本柱で三鷹産ギンナンのファンを増やしていきたい。そのために、市場単価を上げ、生産を続けられる経営にすることが大事」と山本さんは力を込める。
山本さんが部長を務める市果樹組合のギンナン部では、35年前に市内で生産が本格化した当時から、静岡県静岡市清水区のギンナン生産者とつながりを深めてきた。現地に出向き、外種皮をはがす機械の導入や収穫時期の早期化など、先進地の情報を取り入れ、生産技術や販売価値の向上をめざしている。
市内産のギンナンは11月上旬までの約2カ月間、部による市場出荷が続く。山本さんは「素揚げがおすすめ。秋の味覚を楽しんでほしい」と話す。










