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『防災備蓄カレーリゾット』を開発 清瀬市

2026年04月24日
     
JA東京みらい清瀬直売会の皆さん
防災備蓄カレーリゾット
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 清瀬市は市内のニンジンを使用した『防災備蓄カレーリゾット』を商品化し、4月1日から販売をはじめた=写真。地方公共団体が地場産野菜を使用して長期備蓄が可能な食品を開発するのは、全国で初めて。

 消防団に属する農業者から「備蓄食糧に地場産の食材

 清瀬市は市内のニンジンを使用した『防災備蓄カレーリゾット』を商品化し、4月1日から販売をはじめた=写真。地方公共団体が地場産野菜を使用して長期備蓄が可能な食品を開発するのは、全国で初めて。

 消防団に属する農業者から「備蓄食糧に地場産の食材を使用できないか」と提案を受け、同市は3年前から商品化に向けて検討を重ねてきた。JA東京みらい清瀬直売会の協力を得て、カレーリゾットには全て市内産のニンジンを使用。サイズが大きい規格外品220㌔を買い取った。

 製造した7千食のうち5千食は災害用備蓄品として市内の避難所などに備蓄される。家庭や事業所での備蓄の啓発を狙い、2千食は同市観光協会のECサイトなどで販売する。

 カレーリゾットは温め不要で食べることができ、常温で5年保存が可能。試食では「ニンジンの存在感があり、清瀬らしさが出ている」「香辛料が強すぎず、高齢者や子どもも食べやすく仕上がっている」などの評価があった。

 開発を担当した市地域振興部産業振興課の遠田(えんだ)真史(まさし)課長は「備蓄用だが大きなニンジンがたっぷり入っている。全国初の取り組みとして農産物PRと備蓄啓発の両面でいい効果を出したい」と話す。

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