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「農業は楽しい」と思える環境つくる 肝付町・中村悠喜さん

2026年06月05日
     
中村悠喜さん
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 「農業はきつい、大変というイメージを変えたい」と、話す㈱(みず)ひかり代表取締役の中村悠喜さん(42)。肝付町で普通期と早期水稲を約56㌶で栽培し、地域農業を支える担い手として奮闘中。

 中村さんは、自身の将来を見つめ直した末、夢を断念し

 「農業はきつい、大変というイメージを変えたい」と、話す㈱(みず)ひかり代表取締役の中村悠喜さん(42)。肝付町で普通期と早期水稲を約56㌶で栽培し、地域農業を支える担い手として奮闘中。

 中村さんは、自身の将来を見つめ直した末、夢を断念して27歳で就農。「当時は、農業の知識や技術がなくすべて父頼み。諦めた夢と農業への気持ちが揺れ動いていた」と振り返る。転機は30歳での結婚。その頃から「農作物がかわいいと思えるようになり、趣味は農業と言えるくらい楽しくなった」と声を弾ませる。

 「日々成長したい」と、簿記の勉強に励み、青年農業士にも認定された。ひたむきな努力が地元農家からの信頼を得て「自分の田で米を作ってほしい」と声が掛かり経営面積の拡大を進めて2020年、同社を設立した。 就農後、コツコツと設備投資をして生産から精米、販売までを一貫して行う体制を整え、自社米はすべて契約取引という独自の経営を築いている。また、地域農家とグループを作り卸売業者に共同出荷するなど地域貢献もしている。

 さらに、直進アシスト機能付きトラクターやコンバインなどを積極的に導入してスマート農業にも取り組む。「地域の農家を守りたい。次世代が『農業は楽しい』と思える環境をつくりたい」と中村さん。今後は「ほ場の大区画化を進め、省力化につなげたい」と前を見据えている。

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