【令和8年熊本地震、農家の現場から 農業委員会会長に聞く②】宇城市農業委員会・河野公明会長
2026年09月25日
宇城市農業委員会の河野公明会長は、事務局との打ち合わせ前、庁舎で大きな揺れに見舞われた。急いで外に避難し、揺れが落ち着き家路についた。
自宅や新設した倉庫の被害はなかったが、納屋の壁や天井が大きく損壊した。停電で車中泊も経験。上水道が止ま
宇城市農業委員会の河野公明会長は、事務局との打ち合わせ前、庁舎で大きな揺れに見舞われた。急いで外に避難し、揺れが落ち着き家路についた。
自宅や新設した倉庫の被害はなかったが、納屋の壁や天井が大きく損壊した。停電で車中泊も経験。上水道が止まり、飲み水は知り合いなどから支援を受けた。生活用水は、トマトの圃場にある井戸水を汲んで賄った。
地域内では農道の亀裂や隆起が目立ち、ため池に続く水路や、パイプラインなどの土地改良施設も大きく破損した。応急処置を施したものの、干拓地が多い同市では猛暑の中でいかに農業用水を確保するかが大きな課題となっている。
地震の影響で農業委員会への各種申請・相談受け付けは一時停止しているが、今後は被災農家からの相談急増が見込まれる。河野会長は「一日も早く事務局業務や委員活動が通常に戻り、復旧・復興に向けて地震対応を最優先に進めたい」と話す。










