特産アシタバを使った薬草酒「八丈島アマーロ」試作重ね昨年発売 西野ファーム
2026年09月18日
八丈島のアシタバを使った薬草酒「八丈島アマーロ」。八丈町にある西野ファームの西野隆志さん(39)は、島特産のアシタバに新たな風を吹かせようと原料の供給や販売に奔走する。
アマーロはイタリア発祥のハーブなどを使ったリキュール。西野さんは「ア
八丈島のアシタバを使った薬草酒「八丈島アマーロ」。八丈町にある西野ファームの西野隆志さん(39)は、島特産のアシタバに新たな風を吹かせようと原料の供給や販売に奔走する。
アマーロはイタリア発祥のハーブなどを使ったリキュール。西野さんは「アシタバがアマーロの原料になり得る」と知り、相模原市の伊勢屋酒造に相談した。
同ファームのアシタバやレモンなど島内産の植物を原料に試作を重ね、昨年7月に「八丈島アマーロ」を発売した。初回に製造した450本のうち250本は島内で完売。島の飲食店やバーなどでもメニューとして並んだ。
2026年版では島内の坂下酒造の麦焼酎をベースに使用。原料は島内の生産者から集めたアシタバの葉や茎、根までを使い、レモンやパッションフルーツの果皮、貴重なバニラビーンズも漬け込んでいる。
同町では、昨年10月の台風により多くの農業者が被害を受けた。西野さんは台風被害を受けた畑やハウスの復旧費用や、アマーロの原料となる植物や育成費を確保するため、クラウドファンディングを実施。「八丈島アマーロが島の農家を支え、島の未来につながる特産品となるように」という呼びかけに、多くの支援が集まった。
「島の農家の思いが詰まったアマーロ。島の風土を多くの人に味わってほしい」と西野さんは話す。
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