野良猫を救うプロジェクト立ち上げ 倉敷市・モモナピーチファーム



倉敷市玉島にある桃農園「モモナピーチファーム」(代表・笠原奈々さん=写真)が、野良猫の保護と新たな地域支援の仕組みづくりをめざす独自の取り組み『岡山の桃農園で野良猫を救う、保護シェルター建設&「桃にゃん酢」販売プロジェクト』を立ち上げた。
倉敷市玉島にある桃農園「モモナピーチファーム」(代表・笠原奈々さん=写真)が、野良猫の保護と新たな地域支援の仕組みづくりをめざす独自の取り組み『岡山の桃農園で野良猫を救う、保護シェルター建設&「桃にゃん酢」販売プロジェクト』を立ち上げた。農家が自ら保護活動を運営する例は珍しく、注目を集めている。
同農園は2019年の創業以来、除草剤を使わない草生栽培を続けてきた。山の水と肥沃な土壌を生かし、白鳳、清水白桃、白麗など20品種以上を栽培。香りの高さとみずみずしさが特徴で、県内外の市場で高い評価を得ている。こうした環境配慮型の農業姿勢が、今回の保護活動にもつながった。
笠原さんは、規格外の桃を活用した「桃にゃん酢」を開発した。この売り上げの一部が、農園内に建設予定の木製シェルター運営費や猫の医療費に充てられる。また、今夏は、体験プラン「猫を救う桃狩り」も開催される。完熟桃2玉の収穫体験とドリンクの付いた内容で、桃狩りを楽しみながら野良猫を救うことができる。
商品はオンラインショップのほか、今後は直売所での販売、ふるさと納税の返礼品としての取り扱いも予定している。また、農園で暮らす〝ニャンたち〟の日常を紹介する公式インスタグラムの開設も準備中で、プロジェクトの発信力強化を図る。
「農園に迷い込む猫を見過ごせなかった。桃を育てる私たちの手で命を守る循環をつくりたい」と話す笠原さん。「桃と猫、どちらも地域の宝。守り続ける仕組みを農園から広げたい」と未来への挑戦を語る。








