ホルスタイン肥育に和牛繁殖を導入 和牛子牛の販売で経営安定図る 那須烏山市・佐伯牧場

2026年09月04日
     
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 「和牛繁殖部門の導入により、物価高が続く中でも、和牛子牛の販売で経営の安定が図られている」と話すのは、那須烏山市の㈱佐伯牧場の代表取締役・佐伯裕介さん(43)だ。ホルスタイン肥育が主力だが、2017年に和牛の繁殖部門を立ち上げた。現在は従

 「和牛繁殖部門の導入により、物価高が続く中でも、和牛子牛の販売で経営の安定が図られている」と話すのは、那須烏山市の㈱佐伯牧場の代表取締役・佐伯裕介さん(43)だ。ホルスタイン肥育が主力だが、2017年に和牛の繁殖部門を立ち上げた。現在は従業員4人とともに、和牛繁殖雌牛24頭、和牛育成牛20頭、ホルスタイン去勢牛620頭を肥育している。


 和牛繁殖部門を導入した背景には、乳用牛の雌雄を産み分ける技術の普及や酪農家の減少により、ホルスタイン雄子牛の確保が将来、難しくなるとの懸念があった。そこで今後の市場動向を見据え、ホルスタイン肥育を補完する部門として、需要が見込まれる和牛繁殖の導入を決めた。


 16年7月に和牛繁殖用の牛舎を建設。翌年4月に繁殖雌牛2頭を導入し、19年4月には和牛の哺育舎を完成させ、稼働を始めた。佐伯さんは牛の様子を毎日確認し、異変があればすぐに獣医師へ相談するなど飼養管理を徹底し、大きな事故もなく、着実に頭数を増やしてきた。


 佐伯さんは「和牛繁殖に力を入れていくことはもちろん、ホルスタイン去勢牛は取引先から需要が高いため、今後もこの経営形態を続けられる限りは続けていきたい」と展望を語った。

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