有機野菜を食卓へ 常陸大宮市・コトコトファーム
2026年10月16日
常陸大宮市で有機農業に取り組む「コトコトファーム」(古東篤代表=写真)は、約3・5㌶で年間40品目以上を栽培している。
独立当初から、季節ごとに一番おいしい野菜を提供しようと、旬の野菜7~10品目を詰め合わせた「野菜宅配セット」を消費者へ
常陸大宮市で有機農業に取り組む「コトコトファーム」(古東篤代表=写真)は、約3・5㌶で年間40品目以上を栽培している。
独立当初から、季節ごとに一番おいしい野菜を提供しようと、旬の野菜7~10品目を詰め合わせた「野菜宅配セット」を消費者へ直接届けるスタイルを展開する。
サラリーマンだった古東さんは、一冊の本をきっかけに、長野県で有機農業を営む夫婦を訪問。直接販売を通じて知り合った顧客や、子どもたちが農作業を手伝う光景を目にして、「自分がやりたい農業のかたち」を見いだした。
就農後に農業と育児の両立に苦労するなか、「学校給食で自分が育てた野菜を子どもたちに食べてもらいたい」との思いが芽生えた。給食への納入を見据え、従業員を雇用するなど経営体制を強化し、2024年に有機JAS認証を取得した。取得後は、対外的な信頼性も高まり「野菜バス」への納品など、新たな販路の開拓にもつながった。
学校給食で古東さんのキャベツを使ったスープが提供され、食べ残しが少なかったと聞いた時には、地域への貢献とやりがいを感じたという。古東さんは「よりおいしいものを、より安定して届けていきたい」と話している。









