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特産のらぼう菜で地域の風土を守る あきる野市・佐藤陸美さん

2026年04月03日
     
屋号は「FUDOAKIRUNO」。地域の風土と食(フード)を守りたいという想いで名付けた
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 あきる野市で新規就農した佐藤睦美さん(42)は「地域の風土を守りたい」と特産の『のらぼう菜』を生産し、春の味覚として売り出している。

 のらぼう菜は江戸時代から五日市地域(旧五日市町)で生産されてきたアブラナ科の野菜。ナバナと同様、脇芽から

 あきる野市で新規就農した佐藤睦美さん(42)は「地域の風土を守りたい」と特産の『のらぼう菜』を生産し、春の味覚として売り出している。

 のらぼう菜は江戸時代から五日市地域(旧五日市町)で生産されてきたアブラナ科の野菜。ナバナと同様、脇芽から出た花茎を収穫する。アクが少ないため苦みがなく、ほどよい歯ごたえと甘みが地元でも長年親しまれている。

 JAあきがわの「五日市のらぼう部会」が代々原種を守り継ぎ、会員に種を配布。栽培方法や収穫・袋詰めのコツは現地でも指導を行う。

 佐藤さんは結婚後、祖父が農業を続けてきた五日市に戻り住み、2023年4月に就農した。「地域特有のゆるやかな時間の流れに身を置く中で、農業が仕事として浮かんだ」「のらぼう菜は祖父も作っていた思い出の野菜。周りの助けがあって自分も地域の特産に携わる一員になれた」と笑顔を見せる。

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