【郷土めぐり】若狭町・熊川宿
2026年10月23日
若狭と京都をつなぐ「鯖街道」にある宿場町、熊川宿。
物資流通の中継地点として繁栄し、今も残る江戸期に形成された町並みは、1996年に「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、2015年に「御食国若狭と鯖街道」として日本遺産に認定。
若狭と京都をつなぐ「鯖街道」にある宿場町、熊川宿。
物資流通の中継地点として繁栄し、今も残る江戸期に形成された町並みは、1996年に「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、2015年に「御食国若狭と鯖街道」として日本遺産に認定。24年には、日本遺産認定地域の最上位である「日本遺産プレミアム」にも、全国で唯一選定されている。
鯖街道の交通の要衝として栄えたこの地は、熊川宿で守り継がれてきた最高級の本葛「熊川葛」の産地であり、純白の輝きとなめらかなのど越しが特徴。その品質の高さから、時の将軍家へ献上される品となり、「日本三大葛」の一つとしてその名をはせた。
また近年では、熊川宿で開業を希望する若い世代の流入が進み、大きな古民家がシェアオフィスにリノベーションされたことをはじめ、陶芸工房や古民家宿泊施設、忍者体験館、カフェなどが相次いで開業。数年の間に多くの空き家が利活用され、「保存」から「活用」へのまちづくりでも注目を集める。文化と自然の両方に恵まれた熊川宿は、今でも多くの人を引き付ける魅力にあふれている。 (若狭町農業委員会・渡邊葵情報員)









