支援対策実り、5年で45人が新規就農 黒潮町農業公社

2026年08月14日
     
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 黒潮町では、(一社)黒潮町農業公社が受け入れた研修生や親元就農者を含め、2020年から5年間で45人の新規就農者を確保し、県内でも優良事例となっている。


 同町は県西南部に位置する人口約1万人の町だ。温暖な気候を活かして、古くから野菜や花き

 黒潮町では、(一社)黒潮町農業公社が受け入れた研修生や親元就農者を含め、2020年から5年間で45人の新規就農者を確保し、県内でも優良事例となっている。


 同町は県西南部に位置する人口約1万人の町だ。温暖な気候を活かして、古くから野菜や花きのハウス栽培が盛んで、近年はレモンの生産が拡大している。しかし、高齢化の進行とともに離農する農家が増えつつあり、担い手の確保が大きな課題となっている。


 そこで13年に町が主体となり黒潮町農業公社を設立し、環境制御機器を装備したハウス4棟を整備。キュウリとレモンを組み合わせたハウス栽培で、農業所得1千万円を実現できる新規就農者の育成が目標だ。


 毎年2人の研修生を募集し、1~2年間研修する。研修生一人一人に1棟のビニールハウスを割り当て、植え付けから収穫まで一人で一貫した農作業をする。作物の栽培に責任を持ってもらうとともに、経営感覚も併せて身に付けてもらうことが狙いだ。研修後は期間限定で、サポートハウスを貸与するなど就農後も手厚い支援を行っている。


 また、農業に興味のある人の農業体験も受け付けている。6月10日には東大阪市在住の若者がハウス内でキュウリの後片付けを体験した=写真。農作業に汗を流しながら、将来は、同町で就農したいと意欲的だった。

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