甘茶産地の九戸村 次世代につながる産地づくりへ
2026年09月18日
国内最大の甘茶産地である九戸村では、刈り取り作業が本格化している。
1983年ごろから村で栽培が始まった甘茶は、アジサイ科の落葉低木で、収穫した葉を半乾燥、揉稔、発酵・乾燥させることで、砂糖の約200倍ともいわれる自然な甘み
国内最大の甘茶産地である九戸村では、刈り取り作業が本格化している。
1983年ごろから村で栽培が始まった甘茶は、アジサイ科の落葉低木で、収穫した葉を半乾燥、揉稔、発酵・乾燥させることで、砂糖の約200倍ともいわれる自然な甘みを持つお茶となる。
糖分やカロリーがほとんどなく、健康志向の高まりを背景に注目を集めている。村では冷涼な気候を生かし、農薬を使用せず堆肥主体の栽培を基本としている。
収穫された甘茶は製薬会社向け原料のほか、お茶や菓子などの加工品にも利用され、自然由来の甘味料として新たな需要も広がっている。
一方で、生産者の高齢化や担い手不足が課題となっており、村では新植費用の補助や説明会の開催などで新規栽培者の確保に取り組んでいる。
甘茶栽培を指導する、村産業振興課の髙橋好範農政技術員は「生産拡大と品質向上を進め、次世代につながる甘茶の産地づくりをしたい」と話す。
(九戸村農委会・桂川雄平情報員)









