廃棄する穀物を手作り菓子へ 福島市/原電子工業・原陽子さん
2026年06月05日




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福島市にある㈲原電子工業は、県産米を中心に使ったポン菓子やグラノーラを製造・販売している。
1991年に通信機器製造の下請けとして創業した同社は、時代の流れに合わせ人材派遣業を手掛けるなど業務の幅を広げてきた。
コメを使った食品加工を始め
福島市にある㈲原電子工業は、県産米を中心に使ったポン菓子やグラノーラを製造・販売している。
1991年に通信機器製造の下請けとして創業した同社は、時代の流れに合わせ人材派遣業を手掛けるなど業務の幅を広げてきた。
コメを使った食品加工を始めるきっかけとなったのは、同社取締役の原陽子さんが親戚の稲刈りを手伝ったときに、たくさんのくず米を目にしたことだ。商品にならないくず米だが「ごはん」にはない別のおいしさを生み出すことはできないかと試行錯誤を重ねた。
そこで誕生したのが、大手企業の商品と差別化したお酒に合う味付けの「おつまみグラノーラ」や、こうじ風味の「発酵を楽しむぽんがしぽん糀」などの商品だ。同社の商品は原さんが同市内にある加工所で手作りしている。
自ら食品の加工販売を手掛けるようになり、作ったものを廃棄する心苦しさを味わったという原さん。「今まで諦めて廃棄していた部分を使ってくれるところがあれば、廃棄するストレスも減る。生産者がストレスなく生産できる『安心の場』を提供したい」と生産者とモノづくりへの思いを語った。








