初秋採りキャベツで勝負、めざせ農水大臣賞! 松本健太さん

2026年08月28日
     
定植前のキャベツ苗。「いい苗ができている」と話す松本さん
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 東久留米市の松本健太さん(38)は攻めの作付けで、端境期の野菜生産に取り組む。暑さが厳しい夏に定植作業を行う初秋採りのキャベツは近年、松本さんが特に力を入れている品目だ。


 品種は食味の良い「藍天」を使用。ハウスで地床育苗し、定植前にはひげ

 東久留米市の松本健太さん(38)は攻めの作付けで、端境期の野菜生産に取り組む。暑さが厳しい夏に定植作業を行う初秋採りのキャベツは近年、松本さんが特に力を入れている品目だ。


 品種は食味の良い「藍天」を使用。ハウスで地床育苗し、定植前にはひげ根を増やすためクワで主根を断つ。重労働だが、暑さに強く活着の良い苗にするために欠かせない作業だ。


 松本さんが初秋採りのキャベツに力を入れる理由のひとつに、10月下旬に行われる東京都農業祭での品評会がある。松本さんが狙うのは農林水産大臣賞。これまでに初秋採りのキャベツで、関東農政局長賞や都知事賞を受賞してきた。


 「農業にはモチベーションが必要。自ら経営を高めるためにも競い合える機会は大事にしたい」と、松本さんは市内の後輩農業者も誘って品評会に参加する。


 地域農業に対する熱い想いもある。「都市農業は経営の強みを個々に伸ばすことが求められるからこそ、情報交換が欠かせない。経験豊富な先輩農業者が手の内を明かしてくれたように、自分も下の世代に伝えられることは惜しみなく継いでいきたい」と話す。


 「作りにくい時期にこそ良いものを作ることが父親の時代からの戦略」という松本さん。仲間とともに腕を磨き、引き合いの強い端境期に今後も勝負をかける。

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