花き農家の経営学べる「いしかり農業体験ツアー」 石狩振興局・当別町
北海道石狩振興局はこのほど、就農希望者を対象とした「いしかり農業体験ツアー」を開催した。道内外から参加したサラリーマンなど4人は、花き栽培が盛んな当別町の農家2軒を訪問し、それぞれの就農までの経緯や経営上
北海道石狩振興局はこのほど、就農希望者を対象とした「いしかり農業体験ツアー」を開催した。道内外から参加したサラリーマンなど4人は、花き栽培が盛んな当別町の農家2軒を訪問し、それぞれの就農までの経緯や経営上の工夫についての説明を受けたほか、切り花作業の体験を通じて具体的な就農イメージを深めた。
運送業から第三者継承により2015年に32歳で就農した齊藤義也さんの農場を見学。北海道農業士である齊藤さんは、ハウスなどの初期投資を抑えつつユリを中心に花き4・2㌶やイチゴなどを栽培する経営概要を説明したほか、品目分散でリスク軽減を図るため「これからは高収益なカラーの作付けに挑戦する」と展望を語った。
続いて訪問した(同) 四季農場では、代表社員で北海道指導農業士の岩中和則さんの手ほどきを受けながら参加者が切り花の作業を体験。親元就農後に花きを導入し、赤字スタートからの経営再建や補助金を活用した設備投資、法人化に至るまでの歩みについて説明を受けた。
ツアーではJA北いしかり(当別町)や同町職員による就農相談会も開かれ、地域の受け入れ体制や支援策について意見を交換した。参加者の一人は「実際に現地で農家の生の声や経営のリアルな苦労・工夫を聞くことができ、就農に向けた具体的なロードマップを描く良いきっかけになった」と話していた。
主催した道石狩振興局は「離農農家の農地や技術などの資産を次の世代へつなぎ、管内での新規就農者を増やすため、今後も地域と連携して就農希望者の受け入れ支援を強化していきたい」としている。









