ケージから平飼いに 岡山・井原市 卵娘庵・藤井さん
2026年04月17日



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井原市芳井町で平地平飼い養鶏を営む㈱卵娘庵。2005年ごろから狭いケージに疑問を感じ、「鶏ファーストな飼育・環境」に視点を変えた。卵娘庵では養鶏場の雌鶏7500羽を女子社員と呼んでいることから、「卵は雌鶏の恵み」だと考えて社
井原市芳井町で平地平飼い養鶏を営む㈱卵娘庵。2005年ごろから狭いケージに疑問を感じ、「鶏ファーストな飼育・環境」に視点を変えた。卵娘庵では養鶏場の雌鶏7500羽を女子社員と呼んでいることから、「卵は雌鶏の恵み」だと考えて社名にした。
代表取締役の藤井美佐さん(60)は京都府出身で結婚を機に岡山へ。ご主人の実家の家業で祖父の代から続く養鶏場を手伝っていた。卵販売などの経験しかなかったが、13年にご主人から事業を引き継ぎ4代目社長に就任した。
以前は約3万羽を飼育していたが、昔ながらの庭先養鶏に興味を持ち現在の羽数まで数を減らした。3千羽収容の鶏舎3棟で、常に1500羽の1ロットをローテーションで休ませながら飼育。現在では鶏舎内を鶏が自由に歩き回る平地平飼いへと変化させた。
ボリスブラウン種の鶏は砂遊びや止まり木で日向ぼっこをしながらストレスをなるべく軽減した環境で育っている。そのことで、卵の白身からも甘みを感じる濃厚な卵を生むようになった。
養鶏以外にも卵のおいしさを活かしたプリンやカステラ、炭火焼き鳥、せんべいなど加工品も製造・販売している。
藤井さんは「食の安心と自然環境に近い平飼い飼育を追求したい。よりおいしく、より健康な卵のある生活のため、鶏に優しく、人に優しい卵を生産して、食卓が見える企業をめざし企業価値を上げていきたい」と話す。








