40度を超える酷暑、熊本での地震発生、日米協調での為替介入など社会情勢が大きく変化している。畜産物市況への影響に注視が必要だ。


 7月の牛枝肉市況は東京市場の和牛去勢A4がキロ2462円と前月からもちあい。2300円台後半から始まり、下旬に

 7月上旬は梅雨の影響でぐずついた天候が続いたが、下旬は猛暑日が多かった。東京都中央卸売市場の入荷量は2万7912㌧で前年比104.9%、価格同97.0%で、入荷量は前年より多く、価格は安くなった。販売は重量で見るとスイカ類が中心。上旬は取

 7月の梅雨明けは九州・西日本は平年より早く、関東はほぼ平年並みで、東北は遅かった。久々に梅雨らしい降雨量で想定したほどの入荷量にはならなかった。ブロッコリーは中旬までは順調な入荷だったが、下旬の北海道の大雨で急減した。トウモロコシは長雨と

 7月は各地で猛暑に見舞われ、西日本では深刻な降雨不足となった。この悪天候が主要野菜の入荷量や価格に大きく影響した。


▷キュウリは6月の低温や台風の影響で出荷量は平年を2~3割下回った。特に東北・北海道の天候不順が長引き高値が続いた。


▷レタス

 食品の値上がりが続く中、小売業界では安さが強みのPB(プライベートブランド)商品が売り上げ好調だ。大手スーパーのイオンでは、「トップバリュ」の今期売り上げ目標が前年比1割増と、大幅増を見込む。


 PB商品は中間マージンが省かれるなどの理由で

 7月も中旬となり、2025年産米の取引も終盤戦となっているが、在庫整理や換金目的の処分売りが止まらず、相場は全面安となっている。

 秋田あきたこまちや宮城ひとめぼれは1等産地置場1万9000円まで下落し、新潟一般コシヒカリも同水準。関東コシ

 JA全農は、今年7~9月期の配合飼料価格を全国全畜種総平均トン当たり3700円引き上げると発表。値上げは3期連続で、中東情勢の緊迫化を反映した結果となった。


 6月の牛枝肉市況は東京市場の和牛去勢のA4がキロ2400円台で安定して推移し月平

 6月は前年に比べ真夏日が少なく、涼しく感じられる日が続いた。東京都中央卸売市場の入荷量は1万9708㌧で前年比109.3%、価格同107.4%となり、入荷量は前年より多く価格は高くなった。販売はスイカ類・メロン類が中心。生育順調なサクラン

・6月

▷トマトは九州産の早期切り上がりや夏秋産の着色遅れで出荷が伸び悩み相場は堅調。


▷キュウリも気温低下や長雨の影響で夏秋物が減少し、品薄感から堅調な販売に。


▷ピーマンは上中旬潤沢も、その後は露地物が気温低下で生育遅れ下旬にかけて品薄感から

 6月は全国的に平年並みかそれ以上の降水量で、初旬に台風6号、下旬に7号・8号が襲来し太平洋側を中心に被害をもたらした。曇天・低温により市場への入荷は想定より伸びず、緩慢な荷動きが続いた。ネギはトンネル作から露地作へ切り替え。雨で出荷量は大

 消費者の買い控えが続く中、5月末に大手調査会社が「今年の食品値上げは6月中に年間1万品目を突破」という見通しを発表した。

 ここ数年、食品を扱う小売業では値上げに伴う販売点数の減少が続いている。一方、値上げ効果で売り上げは全般に増加。ただし


 2026年産の政府備蓄米の買入入札は4回目で買入予定数量20万7521㌧の全量が埋まった。予定価格は2万500円~2万600円と推定され、当初は「この水準では生産者が納得しない」との声もあったが、最終の4回入札では「1万8000円でも不落

 中東情勢の緊迫化による物資供給への不安と、物価高に伴う節約志向の高まりが今後の畜産物市況に与える影響を注視する必要がある。

 5月の牛枝肉市況は東京市場の和牛去勢A4がおおむねキロ2500円台で推移し、月平均は2547円だった。需要期を過ぎ

 5月は真夏日もあったが、下旬には20度を下回る日もあった。東京都中央卸売市場の入荷量は1万6840㌧で前年比106.1%、価格同93.2%となり、入荷量は前年より多く価格は安くなった。販売はイチゴ類が終盤を迎え、スイカ類・メロン類が順調な

 5月、▷キュウリは西南暖地が2週目以降にピークを迎え、関東・東北産も重なり相場は下落。▷ピーマンも中旬から気温の上昇とともに荷量が回復し相場は下押しされた。▷レタスは西日本産地が早期に切り上がるも中旬から長野産が増加。下旬には荷動きが鈍化