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食肉鶏卵 牛市況好調、高値継続か

2026年05月15日

 緊迫化する世界情勢は生産者の経営を圧迫し、物価高騰への不安感は消費者の節約意識をさらに高める。畜産物市況はおおむね堅調だが、その要因は決して明るくない。

 4月の牛枝肉市況は好調。東京市場の和牛去勢A4ではキロ2559円と前年同月より277

 緊迫化する世界情勢は生産者の経営を圧迫し、物価高騰への不安感は消費者の節約意識をさらに高める。畜産物市況はおおむね堅調だが、その要因は決して明るくない。

 4月の牛枝肉市況は好調。東京市場の和牛去勢A4ではキロ2559円と前年同月より277円高く、A5も204円高の2737円を付けた。好調なのは交雑も同様で、前年同月比180円高の1805円と大台に乗った。好調な背景には大型連休に向けての引き合いの強さと出回り不足がある。一方で、予想以上の相場高騰に消費との乖離{{かいり}}が進んでいるのも事実。5月は出荷頭数が減少するとの見方から高値継続とみる。月平均は2600円台か。

 4月の豚枝肉も続伸。前年同月比168円高のキロ765円(東京市場の「上」)とこの時期としては異例の高値を付けた。出荷頭数は6万頭台を割り込む日もあり全国的に減少傾向にある。豚熱発生による影響が懸念される中、これから気温上昇とともに出荷頭数はさらに減ると予測。5月の「上」平均は800円台か。

 4月の鶏卵市況は全農の東京市場M平均がキロ317円ともちあい。生産は回復傾向にあるが、卵を取り巻く生産コストの高騰は看過できない。5月は行楽需要が控えており引き合いも強くなることから、下がっても平均は315円か。

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