米取引概況・㈱米穀データバンク 平丞
2026年04月24日
〇第1回備蓄米入札は低調に終了 2回目以降の応札意欲は?
4月14日に行われた2026年産政府備蓄米の買入入札(第1回)は、買入予定数量20万7521㌧(優先枠18万㌧、一般枠2万7521㌧)に対し、落札数量1万1710㌧(落札比率5.6%
〇第1回備蓄米入札は低調に終了 2回目以降の応札意欲は?
4月14日に行われた2026年産政府備蓄米の買入入札(第1回)は、買入予定数量20万7521㌧(優先枠18万㌧、一般枠2万7521㌧)に対し、落札数量1万1710㌧(落札比率5.6%)という結果に。買入予定価格が従来とは異なる考えで設定されるとの観測の元で、値探り、あるいは高値狙いの応札も多かったもよう。予定価格は2万1000円以下と推察されるが、「この水準の予定価格では生産者が納得しない」と言う有資格者もおり、2回目以降は応札意欲が焦点になる。農水省公表の26年産米の作付意向(1月末時点)によると、主食用米は平均単収の試算で732万㌧、備蓄米は8万㌧で合計740万㌧。基本指針で示されている適正生産量711万㌧を大きく上回るため、とりあえず20万㌧程度は備蓄米に振り向けて主食用から隔離しないと、26年産の需給環境が厳しくなる。
市中取引は買いが細い状況に転じており、相場は軟調。小売店などでは米袋調達に懸念が出ているところもあり、買い引き合いが弱い一因になっている。関東コシヒカリもジリ安傾向で、茨城・千葉産は1等産地置場2万500円水準まで下落している。








