「農業者年金の加入推進」と聞くと、「保険の勧誘」と感じ、少し身構える人もいるかもしれない。しかし、加入推進の本質は、加入を勧めることではない。農業者年金という制度を知ってもらい、自分の将来について考えるきっかけを与えることにある。


 皆さん

 大阪府泉南市にあるハートランド㈱(井谷一学代表取締役、63)は、サラダほうれん草の生産、販売、6次化で年間通して安定経営をしている。また、就労の場を障がい者に提供し、難しい判断や作業をカバーするためコンピューター装備や高度な機械の導入、業

 今年の農業委員会の改選で、県内では女性委員の登用が大きく増えた。石川県農業委員会女性協議会では、各市町農業委員会や農業会議と協力し、各市町へ女性登用の必要性を伝え続けてきた。


会長交代も引き継がれる想い

交流し悩み・好事例を共有


 「地元の委員や事務局の皆さんが、女性の登用にご協力いただいたこと、本当にうれしく感謝しかありません」――。女性協議会の前会長、川畑眞智子さん(小松市農業委員会)は笑顔でそう語る。


 川畑さんはこれまで、県内の各市町に対し農業委員会での女性の登用活動を積極的に進めてきた。7月に開かれた同協議会の総会で新会長に選ばれた加納文子さん(加賀市農業委員会)も、川畑さんが展開してきた活動を継続。それに加え、地域を超えた交流機会を重視する構えだ。加納さんは「研修会などを通して市町を超え、いろいろな人と委員会活動の悩みや好事例を共有していきたい」と目標を語る。


 石川県ではこれまで女性委員の登用に向け、農業委員・農地利用最適化推進委員、農業委員会事務局がさまざまな形で取り組んできた。女性協議会も歩調を合わせ精力的な要請活動を展開した。


 同協議会では昨年9月から今年2月、川畑さんを中心に改選を控える13市町を訪問。首長や市町議会議長に、女性協議会、地元市町農業委員会、県農業会議の各会長連名の要請書を手渡すなど、女性委員の登用について必要性を訴え、その機運を醸成してきた。


 県内では今年、19委員会のうち16委員会が改選。すでに14委員会で終了している(10月23日現在)。農業委員と推進委員を合わせた女性委員の総数が改選前に比べ46人から61人に増えるなど登用活動の成果が表れており、今後の地域農業の振興に新たな風を吹き込むことが期待される。


女性割合30%の目標も達成

雰囲気明るく議論も活発に


 改選を終えた各市町では女性委員が増えたことで、効果が表れているという。


 能美市農業委員会では改選後、女性の農業委員が2人から4人に増加。総会での発言回数も増え、議論が活発になり、全体の雰囲気も明るくなったと関係者は語る。


 金沢市農業委員会では、今回の改選で女性農業委員が3人増の6人に、推進委員を含めると女性委員は7人になった。同市では2024年、有識者を交えて女性登用の検討会を複数回開くなど登用活動を進めていた。全農業委員19人のうち女性が6人になったことで、第6次男女共同参画基本計画の成果目標「委員会に占める女性の割合30%」を達成。改選後、この基準を達成しているのは金沢市、野々市市、能登町の3市町となった。


 また、早期目標である20%を達成する農業委員会も能美市含め6市町となるなど、県内の女性委員の登用活動は順調に進んでいる。

 「研修」「マップ作り」「集落点検」を経て、いよいよ住民同士で「合意形成」した対策を実践する段階に入る。しかし、焦りは禁物だ。事前準備なしに進めると、思わぬ失敗を招きかねない。


 例えば「柵の設置」。人は時間がたてば忘れる生き物である。私たち

 スマートフォンで自分が撮った写真を見返すと、想像より暗かったり、色が違うと感じたことがあるだろう。肉眼だともっと鮮やかなのに、と自分の腕にがっかりすることもあるかもしれない。だがそれは技量ではなく、カメラの性能による。スマートフォンの機種

 雨雲はどのように生まれ、どんな道のりをたどって豪雨になるのかは不明な点が多い。森林総合研究所と熊本大学の研究チームは、1時間ごとに雨を自動で採取できる雨雲地上観測装置「スマートレインサンプラー」を開発した。これは、雨を集めて雨水を分析し、雨雲の動きや水蒸気量などの性質を調べることができる。線状降水帯など大雨や集中豪雨をもたらす危険な雨雲(積乱雲)の特徴を解明する手がかりが得られるという。


 同観測装置は、豪雨が発生する時の降雨過程の解明に利用できる水の「安定同位体比(ことば参照)」をを指標に用いて測定。このデータを気候モデルや人工衛星の広域水蒸気情報と組み合わせて分析する。


 従来の観測方法では安定同位体比の測定間隔を短縮することが難しく、短時間で変化する豪雨の実態を把握するには限界があった。研究チームは、30分~約100時間の任意の時間間隔で雨を自動採取できる同観測装置を開発。雨は、雨雲に含まれる重い水分子から先に地上に落ちる(降る)ことから、同位体比を調べれば雨雲の動きが分かる。


 さらにこのデータを用いて、豪雨をもたらした雨雲が一つの水蒸気から来たのか、複数が合わさったのかなども判別できるようになり、降り始め時点の「雨雲の水蒸気量」を推定できる。


 研究チームは今後、熊本市と山鹿市の2カ所に設置したスマートレインサンプラーを使って、冬季、梅雨・夏季による雨雲の水蒸気量の違いなどの観測を続け、より広範囲なデータ収集を進める予定だ。


【ことば】

 水の安定同位体比=水には、同じ〝水〟分子でも重さ(質量数)が違う種類があり、その割合のことを水の安定同位体比と呼ぶ。雨や川、地下水などでは、でき方や通ってきた道が違うために安定同位体比がすこしずつ変わる。

 食品小売価格の上昇が続いている。食品は、値上がりしたからといって買わずに我慢できるものではない。従って通常、値上げによって売り上げは増える。スーパーマーケット(SM)の青果部門などは、相場高になると「正直、ほっとします」と主任が本音を漏ら

 農水省は2026年産水稲の9月25日現在における作柄概況を公表した。


 主食用作付面積は136万㌶で、前年比7000㌶減。これをベースとした主食用予想収穫量は、生産者使用のふるい目幅ベースで710万5000㌧(前年比7万6000㌧減)、ふる

 バイエルクロップサイエンス㈱(東京都千代田区)は、中国・XAG社が開発・製造するドローンに、アグリノート㈱(新潟市)が提供する「アグリノート衛星リモートセンシングサービス」(以下、同サービス)で作成した可変施肥マップとの連携機能を追加・利

 井関農機㈱(東京都荒川区)はこのほど、第31回「さなえ全国子ども図画コンクール」の審査結果を発表した。全国最優秀賞には鹿児島県の西田一休さん(7)が描いた「うちゅうのはたけ」=写真=が選ばれた。


 西田さんの作品は、宇宙で農業を営む様子を描

◆材料(4人分)

 大根150㌘、ベーコン1枚15㌘、干しアミエビ5㌘、塩適量、白玉粉20㌘、米粉60㌘、A(黒酢大さじ½、しょうゆ大さじ1)、トウバンジャン・パクチー各少々


◆作り方

❶大根は皮をむいて細切りにし、塩少々をふってしんなりさせる。

Q:40歳を機に、父から経営移譲を受け農業法人の代表(社長)となりました。農作業については今までやってきたことなので分かりますが、代表として何をすればいいのかが分かりません。


回答者:愛知・大口町 服部農園㈲ 米農家の女将 服部都史子氏


A:私

 週刊誌報道で簗和生農相による道路予算カット発言が報じられてから1週間ほど。農水省の中堅幹部は「辞めないのではないですか」とみていた。発言の取り消しと謝罪を前提とする見通しであったが、簗氏はそうするまでに時間がかかり過ぎた。その間に政府与党

 モモなどの果樹の栽培では、水管理が重要です。多くの果樹園ではスプリンクラーなどを使って灌水(水やり)を行いますが、水不足が続くと、果実の肥大が抑えられ、水を与えすぎると糖度が低下するなど、果実の品質に影響することがあります。このため、樹(

 サクラやウメ、モモ、スモモなどを加害するクビアカツヤカミキリ(ことば参照)が産地に深刻な影を落としている。関東三大梅林で知られる埼玉県越生町を取材した(2面に関連記事)。


園地の半数に被害、出荷量減少 ペットボトル罠が効果あり


 「これが幼虫