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予算編成の大改革を構想 補正成立し骨太の方針へ

2026年06月12日

 総額3兆1千億円余りの本年度補正予算が5日成立し、予算関係のことでは霞が関の関心は骨太の方針2026に移る。

 高市早苗首相は「農業について、…5年間の農業構造転換集中対策期間において別枠予算を確保する」と言明した(2月20日特別国会施政方

 総額3兆1千億円余りの本年度補正予算が5日成立し、予算関係のことでは霞が関の関心は骨太の方針2026に移る。

 高市早苗首相は「農業について、…5年間の農業構造転換集中対策期間において別枠予算を確保する」と言明した(2月20日特別国会施政方針演説)。ここまではいい。しかしその前段で「予算の予見可能性を確保することが必要」とし、「今年の骨太の方針に向けて議論を行い、政府の予算の作り方を根本から改める」との考えを示した。具体的には「毎年補正予算が組まれることを前提とした予算編成と決別し、必要な予算は可能な限り当初予算で措置する。約2年がかりの大改革」に意欲をにじませた。

 骨太の方針は「今年から簡素化される」(霞が関筋)とするのが大方の受け止めである。本体は書きものとして簡素化しつつ〝参考〟とするか、あるいは〝付録〟とするか。決まっていないが「第2部というような位置づけで書類が添付されることになるのでは…」と予想されている。スケジュール的には6月下旬には原案の内容が「おぼろげに見えてきて7月上旬には公表されそう」であるが、例年と違い今年は予算要求の仕方が見直されることになりそうだ。「高市政権が構想する予算改革のあり方が前面に押し出されてくる」と見て間違いないといわれる。

 夏の概算要求までに「少なくとも考え方程度は出てくるのではないか」。言わんとするのは「補正ではなく当初予算の編成段階で議論を尽くす」ということなのであろう。毎年補正で政策的予算を決めていくのが常態化していた。それを改めること自体は「正論」であり、各省庁はそれを前提にヒアリング、積み上げなど編成作業に臨もうとしている。

 注意しなければならないのは「これまで補正で認められてきた予算を、そっくりそのままの規模で当初予算に計上することなど財務省は受け入れそうもない」という現実。

 また〝熱い〟夏が始まる。

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