鈴木憲和農相は17日、主食用米以外の多用途米の生産量が需要見込みに対して25万㌧程度下回る状況にあるとし、需要に応じた多様な米の作付けに期待を示した。
1月末時点の作付け意向に基づく生産量は、加工用米が23万㌧、輸出用など新市場開拓用米が
農水省は17日、2025年産米の3月の相対取引価格が全銘柄平均で60㌔当たり3万3345円になったと発表した。同価格が下落するのは5カ月連続。特に3月は前月比1711円(5%)の下落となり、過去最大の下落幅となった。
一方、スーパーの米販
政府備蓄米の買い入れ入札が14日に実施され、落札率が約6%にとどまったことが農水省の発表で明らかになった。政府は2026年産米を20万7521㌧買い入れる予定で、約2年ぶりに入札を再開したが、初回は応札数量10万9584㌧、落札数量1万1
農林中央金庫法と農業近代化資金融通法の改正案が16日の衆院本会議で可決され、参院に送られた。
農林中央金庫法改正案は、農林水産業向け融資・出資の促進に向けた農林中金の目的・業務の見直しや出資規制の緩和のほか、外部の専門人材の理事への登用が
農水省は15日、2025年度食料・農業・農村白書の本文案を自民党の農林関係合同会議で示した。
特集は米の安定供給に向けた対応を取り上げるほか、トピックスとして▽地域農業の将来を描く地域計画の取り組みや昭和100年を振り返った食料・農業・農
農水省は10日、宮崎県都城市の養豚農場(5500頭)で家畜伝染病の豚熱の患畜が確認されたと発表した。国内における同病の発生は103例目で、同県内の養豚場では1980年以来、46年ぶりになる。同農場の家畜の殺処分は13日、防疫措置は14日に
農水省は15日、向こう1カ月の主要病害虫の発生予察情報(1号)を発表した。
発生が多くなると予想したのは、麦の赤かび病が東海、四国、北九州、イチゴのハダニ類が北陸、東海、九州、果樹カメムシ類が近畿、北九州のそれぞれ一部地域。そのほか、カン
担い手農業者の約4割が親族内の承継を希望していることが㈱日本政策金融公庫の調査で明らかになった。「親族以外の役員・従業員等への承継」は5.6%、「現経営外の第三者への承継」は2.1%にとどまった。業種別にみると、個人経営では採卵鶏やキノコ
愛知県の春日井市農業委員会(松浦成司会長、57)は、2024年度末までに農業委員や農地利用最適化推進委員が参画して地域計画を策定。同市廻間地区をモデル地区にし「地域まるっと中間管理方式」を導入し、一般社団法人に農地を集積・集約した。現在も法人を軸に地域の農業を盛り上げている。
モデル地区で 「まるっと方式」 活用
サボテンで有名な春日井市は、名古屋市の東北部に隣接。交通の利便性が高いことから、都市化が進む。農業の担い手が不足し兼業化、高齢化も進んでおり、農地の管理をどのようにするかが課題となっていた。
春日井市農業委員会は24年度、農業委員・推進委員らが中心になって地域計画を策定。話し合いの中では、「耕作者の高齢化」や「後継者が確保できない」などの声が多く出たという。
同市農業委員会では解決方法を模索し、福井県の先進事例の視察や話し合いの中で、「地域の農地は、地域で守っていかなければいけない」と認識を統一した。
地域計画の基本的な方針は、同市の水田主体の8地区を対象に集落営農組織が核となる法人を設立し農地を集積することになった。多面的機能支払交付金の活用も含めた形で地域住民の参加も促すことで合意した。
計画の実行について、モデル地区に廻間地区が選ばれた。この地区は、1977年に土地改良事業を実施しており17・6㌶に団地化された農地だが、所有者は126人で平均年齢75歳、平均の農地面積は7・2㌃で経営する農業者の高齢化や農地の細分化が目立つ地域だった。中心的な担い手が不在のため、「地域まるっと中間管理方式」を活用。地権者を構成員にした一般社団法人が農地中間管理機構を介して農地を借り受けて経営することができるこの方式が、廻間地区の実情に合致していたからだ。
松浦会長が法人の代表理事になり、2025年4月に「(一社)エースファーム」を設立。農地集積を進め、地域の農地面積の86%となる15㌶を集積した。そのうち法人への集約率は約42%の約7・4㌶だった。
近隣農地も集め営農、後継者確保へ
農地の集約化に当たっては、同法人の役員と市が協力して地権者を一軒ずつ訪問して使用貸借の合意を得たという。
代表理事の松浦会長は、「法人設立のため何度も公証役場に相談に行った」「設立したばかりの法人なので、地権者の理解を得ることに苦労したが、役員が水利組合や土地改良区の役員も務めているので信用を得た」と懐かしみながらも、「役員や市役所の協力で立ち上げができた。ご先祖さまが残していただいた農地を大切に守っていきたい」と話す。
同市では、近隣の地区についても同法人に集約化を進める方針だ。営農することで地域の農地を維持・管理をしていくことはもちろん、多面的機能支払交付金を活用し地域住民との協力で草刈りなどを計画している。
また、効率的な営農で、若手の後継者の確保をめざしていくなど課題解決に意欲的だ。

農水省は8日、水田活用の直接支払交付金(水活)について単収向上の取り組みを支援する方向で見直しを検討していることを明らかにした。
主食用以外の加工用・米粉用・輸出用などの米、自給率の低い麦・大豆や飼料作物は、省力化や高温耐性品種の作付けな













