てん茶 10年間で2.7倍に 欧米中心に輸出需要が拡大
2026年08月14日
てん茶の生産は着実に伸びている。24年の生産量は5336㌧と、10年前の約2.7倍だ。高齢化や担い手不足を理由にお茶全体の生産量が緩やかに減少する中、その流れに逆行する形で生産が拡大している=図1。
背景にあるのは、健康志向や日本食への関
てん茶の生産は着実に伸びている。24年の生産量は5336㌧と、10年前の約2.7倍だ。高齢化や担い手不足を理由にお茶全体の生産量が緩やかに減少する中、その流れに逆行する形で生産が拡大している=図1。
背景にあるのは、健康志向や日本食への関心の高まりによる輸出需要の増加。25年の緑茶の輸出額は721億円で、過去最高額を大幅に更新した=図2。
その輸出額の8割以上を占めるのが抹茶を含む粉末状の緑茶だ。主な輸出先はアメリカ、EUなどの欧米諸国で、粉末状の緑茶の輸出額の約7割を占める。
粉末状の緑茶は輸出単価も高い。25年は1㌔当たり6927円で輸出しており、煎茶を含むその他の緑茶の3007円を大きく上回った。国内の取引価格でも同様の傾向が見られる。24年産の荒茶価格はてん茶が1㌔当たり3278円と、煎茶(同1197円)の約2.7倍だった。










