食育を国民運動に 〈第5次基本計画が決定〉 関心持つ国民を90%以上へ
2026年07月03日
政府の食育推進会議(会長=鈴木憲和農相)は6月24日、第9回会合を開き、第5次食育推進基本計画を決定した。計画期間は2026年度からの5年間。食育基本法の改正を踏まえ、食料安全保障の確保にも資する食育を国民運動として推進する。
施策の重点
政府の食育推進会議(会長=鈴木憲和農相)は6月24日、第9回会合を開き、第5次食育推進基本計画を決定した。計画期間は2026年度からの5年間。食育基本法の改正を踏まえ、食料安全保障の確保にも資する食育を国民運動として推進する。
施策の重点は▽学校等での食や農に関する学びの充実▽健全な食生活の実現に向けた「大人の食育」の推進▽国民の食卓と生産現場の距離を縮める取り組みの拡大――の三つ。これらを推進・定着させるため、情報発信の強化や取り組みの見える化、PDCAサイクルによる施策の見直し・改善、行動変容に向けた機運の醸成、食育推進体制の整備などに取り組む。
また、食育の推進目標を「個人目標」と「地域目標」の二つに整理。いずれも現状値(25年度)と目標値(30年度)を示し、個人目標(指標)については「食育に関心を持つ国民の割合」79.1%→90%以上、「朝食または夕食を家族と一緒に食べる共食の回数」週8・6回→週10回以上などを設定した。一方、地域目標(同)については「栄養教諭による地場産物等に係る食に関する指導の平均取り組み回数」月14.1回→月15回以上などを掲げた。
同計画は、国が食育を推進するための基本的な方針で、おおむね5年ごとに見直されている。








