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園芸講座

たくさん収穫!シシトウ ストレスで辛み強くなることも 恵泉女学園大学・藤田智教授

2026年04月10日
     
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図7
図8:整枝、×の芽を取り除く
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 トウガラシは、タカノツメなどのように辛みを持つものとピーマン、シシトウのように辛みを持たないものに分かれます。

 特にシシトウは、ピーマンとトウガラシの中間のタイプで、辛みのないものの仲間になります。しかし、水や肥料の不足などのストレスが強

 トウガラシは、タカノツメなどのように辛みを持つものとピーマン、シシトウのように辛みを持たないものに分かれます。

 特にシシトウは、ピーマンとトウガラシの中間のタイプで、辛みのないものの仲間になります。しかし、水や肥料の不足などのストレスが強くなりますと辛みが強くなることもあり、なかなか面白い品種といえます。

 収穫量は1株からおよそ80~100果以上は取れると思います。今回は、シシトウ栽培に挑戦です!


❶シシトウの仲間

 シシトウの仲間には、シシトウ(5~6cmで収穫)、万願寺トウガラシ(13~17cmで収穫)、伏見甘長(10~12cmで収穫)などがあります。


❷苗の購入

 苗は4月下旬ごろからホームセンターなどで販売されますので、購入願います。良い苗は、本葉が7~9枚、葉の色が緑色で、葉の表裏に病害虫の被害がないこと、1番果が開花あるいはつぼみがついているものです


❸畑作り・苗の植え付け

 畝幅60㌢とし、苦土石灰を1平方㍍当たり100~150㌘施し、耕します(図1)。畝の中央に幅15~20㌢、深さ20~30㌢の溝を切り、そこに堆肥を1平方㍍当たり4~6㌔、化成肥料を1平方㍍当たり100㌘、ようリンを1平方㍍当たり50㌘施し(図2)、土を戻し、高さ10㌢の畝を立てます(図3)。黒マルチをすると生育が良くなります(図4)。株間を50㌢とし、マルチに穴をあけ、水を注ぎ(図5)、水が引いてから苗を植え付け(図6)、150㌢の支柱を立て、苗を誘引します(図7)。


❹追肥・土寄せ

 植え付け2週間後、株元に化成肥料を3㌘追肥します。その後は2週間ごとに、畝の肩に化成肥料を1平方㍍当たり30㌘追肥し、土寄せします。


❺整枝

 植え付け1カ月後に、主枝と第1果の下のわき芽を2本伸ばす3本仕立てとし、他のわき芽は取り除きます(図8)。


❻病害虫

 害虫は、アブラムシ、オオタバコガ、ハダニなどに注意し、自然農薬や化学農薬などで防除します。病害は、モザイク病やうどんこ病などに注意しましょう。


❼収穫

 第1~2果は小さなうちに収穫し、3果以降は果実が5~6㌢となったら収穫します。収穫したシシトウは、煮びたしや天ぷらなどで楽しみましょう!


◇次回は4月24日付


※本紙記事をもとにWEB配信用に修正しております。ご了承ください。



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