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Q:代替わりはどう進めたらいいですか? A:まずは後継者の意思確認から始めよう

2026年09月25日

Q:農業法人の代表をしています。法人といっても私と妻、息子夫婦の家族経営ですが、息子も40代になり代表を譲ろうと考えています。何から始めて、どう進めていけばいいでしょうか?



回答者:愛知・大口町 服部農園㈲ 米農家の女将 服部都史子氏


A:経営

Q:農業法人の代表をしています。法人といっても私と妻、息子夫婦の家族経営ですが、息子も40代になり代表を譲ろうと考えています。何から始めて、どう進めていけばいいでしょうか?



回答者:愛知・大口町 服部農園㈲ 米農家の女将 服部都史子氏


A:経営規模の大きさにかかわらず、どの経営体にもいずれ訪れる問題ですね。私たち夫婦も50代になり、次に経営を担う人へどのように事業のバトンを渡すのかを考えているところです。


 現在、弊社は夫(53)が代表取締役で、私(54)と父(83)が取締役を務めています。先代から事業を引き継いだ当時、夫は40歳、父は70歳で、正社員を5人雇用していました。夫は25歳から、当方に勤めていましたので、どの職員よりも社歴が長く、農業経験もあるので、当時は農場長のような役割を担い、現場の陣頭指揮を執っていました。


 私たちの場合は、親族だということもあり、「いずれは自分が代表になるであろう」と、早い段階から心の準備をしていました。また、両親の方も、同様に思っていたに違いありません。


 当時を振り返って、先代(両親)に感謝していることは、


 ①30代のうちから、横のつながりや見聞を広める場所へ積極的に出してくれたこと

 ②30代の時から採用や人事を全面的にやらせてくれたこと

 ③代替わりした時から、完全に経理を任せてくれたこと

 ④代替わりした後は、私たちの経営判断を最大限に尊重してくれたこと――。


 この4点についてはどれだけ感謝の言葉を口にしても足りないくらい感謝をしています。


 家族といっても、それぞれの考え方や価値観は違うものです。良い機会ですので、まずは息子さんが事業を継ぐ気があるのか、継ぐのであれば、どんな事業にしていきたいのかを話し合ってみてはどうでしょうか。また、現代表のご本人は、いつまで代表をやるのか、また譲った後はどう関わっていきたいのかも具体的にしてみるといいと思います。



◇次回は10月23日付

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