Q:約束を守らない職員に困っている A:雇い主側の対応を見直そう
Q:遅刻しがちで約束事を守らない職員がおり、注意すると「退職」をチラつかせてきます。辞められては困るので、いつもうやむやになってしまい、このままでいいのかと悩んでいます。
回答者:愛知・大口町 服部農園㈲ 米農家の女将 服部都史子氏
A:一見、
Q:遅刻しがちで約束事を守らない職員がおり、注意すると「退職」をチラつかせてきます。辞められては困るので、いつもうやむやになってしまい、このままでいいのかと悩んでいます。
回答者:愛知・大口町 服部農園㈲ 米農家の女将 服部都史子氏
A:一見、対象者(職員)だけが問題行動を繰り返しているようですが、雇い主も不適切な対応を繰り返していると思いました。
考えていただきたいのは、これまでの対応で相手が何を学んでいるかです。ご質問の内容から、相手は「辞めると言えば自分のワガママが通る」と学んでいるように感じます。対象者の問題行動がこのまま続いても職場にいてほしいなら今までの対応で構わないと思いますがどうでしょうか?
その人に不適切な態度のままでもいてもらいたいですか? 今のままではいてもらいたくないですか?
もしも「今のままではいてもらいたくない」ならば、雇い主側の対応を変える必要があると思います。もし、私が雇い主なら、辞めると言い出した際に「それはいつ(辞める)か」を確認します。それが口先だけの場合は、解答が曖昧になるはずです。その際に「今の勤務態度のままでは置いておけない」ことを伝え、具体的にどこをどう直してもらいたいかを伝えます。もちろん、その気もないのに軽々しく退職を口にしたことについては始末書をとります。
相手が本気で辞めると考えている場合は、「せっかく今までがんばってきたのだから、みんなに応援されるような良い印象で巣立っていかないか? 私も協力するから」と声を掛け、「こうするともっと良くなるよ」と肯定的に相手に働きかけるようにします。
最後に、辞めるか続けるかは雇われ側(相手)の問題、雇用を続けるかどうかや、新しい人を雇うかどうかは雇い主(自分)の問題だと思います。自分の問題のために努力や工夫をするのは自分自身であると思うのです。
◇次回は9月25日付








