うまいといえるハクサイを作ってみませんか?(1)
ハクサイが本格的に日本で作られるようになったのは、明治時代後期から大正時代にかけてでありました! すでに明治の初めには日本に入っていたのですが、採種に失敗して、葉が結球する性質がうまく遺伝しなかったためでした。それから100年以上の年月が
ハクサイが本格的に日本で作られるようになったのは、明治時代後期から大正時代にかけてでありました! すでに明治の初めには日本に入っていたのですが、採種に失敗して、葉が結球する性質がうまく遺伝しなかったためでした。それから100年以上の年月が積み重なり、今やハクサイは日本が誇る「野菜の一つ」となりました! 今回は、ハクサイの中でも特にうまいとされ、かつ失敗する可能性もある「晩生」のハクサイを取り上げ、栽培に挑戦したいと思います!(全2回)
❶ハクサイの品種
ハクサイの品種は、生育日数の違いによって早生、中生、晩生などに分類されています。▽極早生(50~60日)=ちっチャイ菜、娃々菜▽早生(60~70日)=黄ごころ65、CR千舞65日▽中生(75~85日)=郷秋80日、晴黄85日▽晩生(90日以上)=冬月90日、黄づつみ95日など(図1)。
❷ハクサイの育苗
ハクサイの晩生品種の種を購入したら、8月下旬から9月上旬にかけて育苗をいたします。育苗は、9㌢のポリポットに培養土を入れ、真ん中に深さ1㌢程度の植え穴をペットボトルのキャップを利用し、作ります。そこに種を4粒播いて、土をかぶせ水やりします。水やりを終えたら、発芽するまで雨の当たらない所で管理し、害虫などの防除のために防虫ネットで覆っておきます(図2)。
❸間引き・追肥
発芽し、本葉が1~2枚の頃に3本にし、本葉3~4枚で2本に、本葉5~6枚で1本にし、定植苗とします。2本にした時に、ポリポット当たり1㌘の化成肥料を追肥します(図3)。
❹畑作り・苗の植え付け
畝幅を70㌢とし、苦土石灰を1平方㍍当たり100~150㌘散布し、よく耕します。次いで、堆肥1平方㍍当たり2㌔、化成肥料1平方㍍当たり100㌘を散布し、よく耕し高さ10㌢程度の平畝を作ります。そこに45㌢間隔で苗を植え付けたっぷりと水やりし、防虫ネットで覆います(図4)。
恵泉女学園大学 副学長 藤田智教授
◇第2回は8月28日付









