米の民間在庫量、調査開始以降最大 6月末時点243万㌧ 予想を大きく上振れ

2026年08月07日

 農水省は7月28日、2026年6月末時点の米の民間在庫量が243万㌧になり、調査を開始した04年以降で最大となったことを明らかにした。同日の食料・農業・農村政策審議会食糧部会で示した。3月末時点では221万~234万㌧と予想しており、大き

 農水省は7月28日、2026年6月末時点の米の民間在庫量が243万㌧になり、調査を開始した04年以降で最大となったことを明らかにした。同日の食料・農業・農村政策審議会食糧部会で示した。3月末時点では221万~234万㌧と予想しており、大きく上振れた形。適正水準とされる180万~200万㌧を大幅に上回った。


 在庫が積み上がった要因の一つが、25/26年(25年7月からの1年間)の需要量の減少。3月末時点では691万~704万㌧と見込んでいたが、今回の発表では683万㌧に下振れし、過去最低の数字となった。同省は▽国家貿易を除いた枠外輸入量の増加に伴う国産米の需要減少▽不足感の薄れや手持ち在庫の増加による購買量の減少――などが背景にあると分析する。1㌔当たり341円の関税を支払って輸入する枠外輸入量は、25年度に10万6千㌧を記録。23年度までは毎年600~800㌧で推移していた。


 26年産米の作付け意向に関する最新(6月末時点)の調査結果も公表した。主食用米の作付け意向は136万㌶に上り、大幅な増産が進んだ25年産(136・7万㌶)とほぼ同水準。依然として主食用米の作付け意向が高いことが明らかになった。生産量に換算すると732万㌧になり、26/27年の推定需要量の最大値(711万㌧)を上回る。27年6月末の民間在庫量はさらに増える見通しで、最大で281万㌧に達するとした。

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