Q:ミスや事故を防ぐには? A:「もしもの場合」を考えることが注意喚起に
Q:繁忙期になると、ミスや事故が増えます。そのたびに指導しているのですが、それ以外は「気を付けて」というだけで、減っているように思えません。御社ではどのように対策していますか?
回答者:愛知・大口町 服部農園㈲ 米農家の女将 服部都史子氏
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Q:繁忙期になると、ミスや事故が増えます。そのたびに指導しているのですが、それ以外は「気を付けて」というだけで、減っているように思えません。御社ではどのように対策していますか?
回答者:愛知・大口町 服部農園㈲ 米農家の女将 服部都史子氏
A:ミスや事故が起きると、リカバリーに時間がかかる、他人(他社)に迷惑をかける、修繕費用がかかる、最悪の場合は命を落とすなど、なにかしらその影響が出るものです。
「どうして?」と、ミスの理由を聞きたくなりますが、それはあまり意味のないことだと思います。なぜなら理由を聞いても結果が変わらないからです。また、理由があればミスをしても許されると相手が思う可能性があり、上司を納得させる言い訳が上手になるかもしれません。
指導といっても、「ちゃんとやれと言っただろ」「次から気を付けて」といった叱責や励ましは、指導とはいえません。なぜならその声かけでは、何をどう改善していいかが分からないからです。
指導をしたが、部下が思うように動かないならば、ご自身の関わり方を変えてみてはどうでしょうか。①指導した内容が相手の能力でできることか②改善に向けての指導が具体的であるか――。①、②を確認してみるといいと思います。
そして弊社では、ミスや事故を未然に防ぐひとつの策として、「もし事故が起きたら(起こしたら)どうするか」という行動指針が決まっており、繁忙期の前に全員で復習の機会を設けています。
忙しい時期には、気持ちが急いてミスや事故が起きやすくなります。もしもの場合にどうするかを心の片隅に置いておくことで、注意喚起になり、事故が起きた時に思い出すことで二重事故を防ぐことにもなります。
農作業は危険です。ケガや、命を落としてからでは遅いので、事前に対策を備えておきましょう。
◇次回は6月26日付








