珍しいイチゴを栽培してみよう!(1) -苗の植え付け-
イチゴは、バラ科に属する果菜として広く知られています。
イチゴの魅力は、何といっても真っ赤に熟した、甘い果実です。甘いゆえに「果実的野菜」と呼ばれることもあります。果実には、ビタミンCが豊富に含まれており、イチゴ10粒で1日に必要とされる
イチゴは、バラ科に属する果菜として広く知られています。
イチゴの魅力は、何といっても真っ赤に熟した、甘い果実です。甘いゆえに「果実的野菜」と呼ばれることもあります。果実には、ビタミンCが豊富に含まれており、イチゴ10粒で1日に必要とされるビタミンC100㍉㌘を摂取できるといわれています。葉酸やカリウム、カルシウムなどのミネラルも豊富です。
今回は、イチゴでも、花弁が赤ないしピンク色の品種、果実の色が白あるいはピンクの珍しい品種の栽培に挑戦いたしましょう!(全2回)
❶品種
赤花系の品種は、四季なりタイプが多く(ローズベリー・レッドなど)、長い期間、実と花の色が楽しめます。また、果実の色が白ないしピンク色の品種は、白蜜香(白色)、桃薫(ピンク色)などがあります(図1)。
❷畑作り
畝幅を60㌢とし、苦土石灰を1平方㍍当たり100㌘散布し、クワでよく耕します。次いで、堆肥を1平方㍍当たり2㌔、化成肥料を1平方㍍当たり100㌘、ようリンを1平方㍍当たり50㌘を散布し、よく耕し、高さ10㌢ほどの平畝を作ります(図2)。
❸苗の植え付け
畝に苗を植え付けます。株間は30㌢とし、2列植えします。植え付け方法のポイントは二つあります。一つは、クラウン(地際で少しだけ太くなっている短い茎の部分で、葉や花茎が出ます)を土に埋めず、地上部に出して植えるのが良いということです。二つ目は、ランナー(親株の株元から伸びる細長い茎で、その先に子株を作る栄養繁殖用のほふく茎のこと)の向きの反対側から開花するので、1列植えなら太陽光の反対側にランナーが出るように植え付けます。2列なら畝の中央にランナーが向くように植え付けます(図3)。
❹冬越しの管理
12月から翌年2月までは寒冷期になりますので、追肥は年内に1平方㍍当たり30㌘の化成肥料を散布し、熊手で土に混ぜ込みます。さらに雑草は除草ガマで、枯れた葉は手で取り除きます(図4)。
恵泉女学園大学 副学長
◇第2回は11月13日付









