25年度 多面的支払で生産維持の面積微増 農水省が基本計画目標の達成状況
2026年07月03日
農水省は6月26日、食料・農業・農村基本計画に定めた目標・KPIの目標の達成状況を明らかにした。対象分野は▽国民一人一人の食料安全保障・持続的な食料システム▽環境と調和のとれた食料システムの確立・多面的機能の発揮▽農村の振興――の三つ。現
農水省は6月26日、食料・農業・農村基本計画に定めた目標・KPIの目標の達成状況を明らかにした。対象分野は▽国民一人一人の食料安全保障・持続的な食料システム▽環境と調和のとれた食料システムの確立・多面的機能の発揮▽農村の振興――の三つ。現状分析・克服すべき課題・対応方向の3項目に整理し、食料・農業・農村政策審議会企画部会の会合で説明した。
それによると、多面的機能支払により農業生産活動が維持された農用地面積は、2025年度に233万2千㌶(暫定値)となり、前年度より微増(30年度目標237万8千㌶)。一方、中山間地域等直接支払により農業生産活動が維持された農用地面積は、25年度に61万9千㌶(同)となり、前年度より4万2千㌶減少した(30年度目標66万4千㌶)。同省は中山間地域等直接支払の面積減について、これまでも新しい対策期間の初年度は取り組みが減少しており、今後集落の話し合いが進むことで増加するとの見通しを示した。
意見交換では全国農業会議所相談役の稲垣照哉委員が、有機農業の取り組み面積の拡大には地域計画と活性化計画の連携、関係人口の拡大には不在村農地所有者や土地持ち非農家へのアプローチが有効との認識を示した。
同省は今回から3回にわたって同部会を開き、基本計画の目標・KPIを検証する予定。








