撮ったあとに後悔しない! 写真加工用語とテクニック 農業カメラマン・網野文絵氏
スマートフォンで自分が撮った写真を見返すと、想像より暗かったり、色が違うと感じたことがあるだろう。肉眼だともっと鮮やかなのに、と自分の腕にがっかりすることもあるかもしれない。だがそれは技量ではなく、カメラの性能による。スマートフォンの機種
スマートフォンで自分が撮った写真を見返すと、想像より暗かったり、色が違うと感じたことがあるだろう。肉眼だともっと鮮やかなのに、と自分の腕にがっかりすることもあるかもしれない。だがそれは技量ではなく、カメラの性能による。スマートフォンの機種によって、写真の色味や明暗が変わる。今回は写真アプリで加工する際に出てくる専門用語とテクニックを紹介する。
■温かみ(色温度)・色合い(色かぶり補正)
写真を補正する際にまず行いたいのは、ホワイトバランスの調整だ。色の雰囲気を変えることをいう。日陰で撮った写真が青くなったり、夕暮れ時の屋外は黄色っぽく撮れてしまうので、正しい色に戻していく。iOSとAndroidで表記が異なるが、「温かみ(色温度)」は、黄や青の色合いが調整できる。芝生など緑がある場所で人を撮ると、周囲の色が肌に反射して顔色が悪く見えてしまう。そんな時は「色合い(色かぶり補正)」で緑や赤紫の色合いを補正できる。このようにまず自分が望む色合いに整えてから、細部をいじることをおすすめする。
■コントラスト
画像の明るい部分と暗い部分の差を表す。コントラストが強い(明暗の差が大きい)と、陰影がはっきり出てメリハリのある写真になる。コントラストを弱める(明暗の差を減らす)と、優しい印象を与える。
■シャドウ
影という意味で、画像内の暗い部分を表す。シャドウを弱めることで暗い場所だけを明るくする。これとは反対に、画像の最も明るいエリアは「ハイライト」と言われ、ハイライトを弱めることで明るさを調整できる。ちなみにシャドウ、ハイライトどちらも度を超えてしまうと「黒つぶれ」「白飛び」になる。真っ黒や真っ白では画像データに情報が残らず、色や質感の補正がきかない。撮影する時から、明るさには十分注意したい。
補正テクニックは他にもあるが、3点を抑えるだけでも写真の印象が変わる。撮影がうまくいかなくても、加工一つで写真の印象が良くなることを実感してもらいたい。
◇次回は11月27日付












