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Q:レストランが経営不振です A:調理済み冷凍食品を活用しては?

2026年04月03日

Q:道の駅を経営しています。併設するレストランが経営不振で2年前から閉じています。


回答者:広島・三次市 (有)平田観光農園 代表取締役社長 平田真一氏


A:飲食店は人件費高騰や食材費高騰などで経営環境は厳しくなる一方ですね。地方では調理ができ

Q:道の駅を経営しています。併設するレストランが経営不振で2年前から閉じています。


回答者:広島・三次市 (有)平田観光農園 代表取締役社長 平田真一氏


A:飲食店は人件費高騰や食材費高騰などで経営環境は厳しくなる一方ですね。地方では調理ができる人材も限られますし、どうしたら良いか悩みます。そこで、今回はセントラルキッチンで調理済みの冷凍食品を活用した事例をご紹介します。

 私たちの住む広島県北部もご多分に漏れず高齢化、人口減で、人件費を高く求人を出しても求職者がない状況です。ましてや調理できる人材となるとますます厳しい状況です。そこでケータリング(出張料理サービス)を提供している会社に依頼して、宴会料理やホテルや古民家の朝食なども、あらかじめ調理された冷凍で納入していただき、解凍して盛り付けるだけで提供できる事業者が増えているのです。冷凍なのでロスが出る確率が低く、田舎にしてはクオリティーの高い料理として、お客さまからの評判も上々です。

 また、大手のお弁当会社が道の駅、地域の給食サービスまで運営して成功している例もあります。全国にはエア・ウォーターアグリ&フーズ、CSSホールディングス傘下のセンダンなど、専門の調理師がメニュー開発から食材調達、調理までしてくれる会社もあります。

 三井物産傘下のエムサービスなど、給食大手がホテル料理へ参入している例もあります。ニチレイフーズ、味の素(もと)も完全調理品を提供しています。これからはこのような専門の事業者と手を結び、冷凍技術を活用し、提供だけを専門にしてサービスを運営するなら、成功する確率も上がると思います。

 自分たちの栽培している農産物やお米を使用したレシピ開発などをめざして、一度地域の給食やレストラン、ホテルの朝食などを担っている会社を検索して、相談してみてはいかがでしょうか。

◇次回は5月1日付

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