丁寧な相談対応で遊休農地解消 神奈川・松田町農業委員会
松田町農業委員会(鍵和田功会長、農業委員8人、うち女性農業委員1人)では、農地利用状況調査などを分担し丁寧な相談対応で遊休農地の解消などにつなげる。また、新規就農者など担い手の確保・育成、都市との交流を通じた農業の活性化などにも取り組んでいる。
松田町は神奈川県の西部に位置し、丹沢の山々など豊かな自然環境に囲まれている。小田急小田原線とJR御殿場線、東名高速道路、国道246号などが通る交通の要所でもあり、自然と文化が調和する町だ。同町では露地野菜やミカン、茶などが栽培されており、山間部に点在している農地も少なくない。
松田町農業委員会は毎年10月から11月にかけ、農地の利用状況調査を行っている。農地所有者などの意向は、各区域を農業委員で分担して確認してきた。調査では、道路に接していない農地で草木が茂り、筆界の確認が困難な場所もある。その際はドローンを活用し上空からの情報で判断したこともあったという。タブレットで位置を確認しながら実施することもあるが、道中で出会う農家には積極的に声がけをし、現状を聞くなど人との対話も大切にしている。
2025年度には遊休農地約200筆の所有者へ通知し、耕作状況に加え、意向聴取も行った。これらの活動が功を奏し、25年度は町内の農地面積およそ231.3㌶のうち遊休農地は20.2㌶になった。これは24年度調査時の遊休農地24.9㌶から約5㌶減少しており、目に見える形で遊休農地解消が進む。
農地所有者や農家からは「みかん山には樹齢50~60年になる木も多く、後継者を考えると改植に踏み切れない」といった声もあり、農業委員会では今後の農地活用についてもしっかりと相談対応をしていく意向だ。
同町では、町内外から作目や土地条件を明確にした新規就農者・新規参入の相談があり、円滑な参入に力を入れている。
それらの相談では、町の事業である「新規就農者等担い手支援補助金」や「遊休農地等再生事業補助金」の活用を促すなど支援する。
担い手確保・育成にも工夫しており、就農・参入希望者と農家との交流会の実施や、町主催で毎年11月にある「まつだ産業観光まつり」ではブースを出し、相談窓口を設置するなど積極的だ。
また、昨年9月、町農業委員会が主催した懇談会「まつだの農業を話そう」では、就農希望者や相続後の農地管理に悩みをもつ地権者など12人が参加。全農業委員で地域ごとの特色を説明したり、参加者同士で交流を深めたりし、3人の就農につながった。
同町ではまた、遊休農地を含むおよそ5千平方㍍の農地で栽培したサツマイモ・紅はるかを使い、旧寄村との合併70周年を記念した芋焼酎「710」を蒸留。地域振興事業の支援にも取り組んでいる。
松田町農業委員会(鍵和田功会長、農業委員8人、うち女性農業委員1人)では、農地利用状況調査などを分担し丁寧な相談対応で遊休農地の解消などにつなげる。また、新規就農者など担い手の確保・育成、都市との交流を通じた農業の活性化などにも取り組んでいる。
松田町は神奈川県の西部に位置し、丹沢の山々など豊かな自然環境に囲まれている。小田急小田原線とJR御殿場線、東名高速道路、国道246号などが通る交通の要所でもあり、自然と文化が調和する町だ。同町では露地野菜やミカン、茶などが栽培されており、山間部に点在している農地も少なくない。
松田町農業委員会は毎年10月から11月にかけ、農地の利用状況調査を行っている。農地所有者などの意向は、各区域を農業委員で分担して確認してきた。調査では、道路に接していない農地で草木が茂り、筆界の確認が困難な場所もある。その際はドローンを活用し上空からの情報で判断したこともあったという。タブレットで位置を確認しながら実施することもあるが、道中で出会う農家には積極的に声がけをし、現状を聞くなど人との対話も大切にしている。
2025年度には遊休農地約200筆の所有者へ通知し、耕作状況に加え、意向聴取も行った。これらの活動が功を奏し、25年度は町内の農地面積およそ231.3㌶のうち遊休農地は20.2㌶になった。これは24年度調査時の遊休農地24.9㌶から約5㌶減少しており、目に見える形で遊休農地解消が進む。
農地所有者や農家からは「みかん山には樹齢50~60年になる木も多く、後継者を考えると改植に踏み切れない」といった声もあり、農業委員会では今後の農地活用についてもしっかりと相談対応をしていく意向だ。
同町では、町内外から作目や土地条件を明確にした新規就農者・新規参入の相談があり、円滑な参入に力を入れている。
それらの相談では、町の事業である「新規就農者等担い手支援補助金」や「遊休農地等再生事業補助金」の活用を促すなど支援する。
担い手確保・育成にも工夫しており、就農・参入希望者と農家との交流会の実施や、町主催で毎年11月にある「まつだ産業観光まつり」ではブースを出し、相談窓口を設置するなど積極的だ。
また、昨年9月、町農業委員会が主催した懇談会「まつだの農業を話そう」では、就農希望者や相続後の農地管理に悩みをもつ地権者など12人が参加。全農業委員で地域ごとの特色を説明したり、参加者同士で交流を深めたりし、3人の就農につながった。
同町ではまた、遊休農地を含むおよそ5千平方㍍の農地で栽培したサツマイモ・紅はるかを使い、旧寄村との合併70周年を記念した芋焼酎「710」を蒸留。地域振興事業の支援にも取り組んでいる。











